2024年2月24日に「『帰ってきたウルトラマン』庵野秀明×出渕裕セレクション上映&トーク」が、福島県須賀川市にある須賀川市民交流センターtetteたいまつホールにて開催されました。

アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)理事長の庵野秀明と、多くのアニメ・特撮作品にデザイナーや監督として参加されてきた出渕裕氏がともに選んだ円谷プロダクション作品『帰ってきたウルトラマン』第31話「悪魔と天使の間に・・・・」を上映。
上映後に2人が行ったトーク部分の模様を、全3回にわたってお送りいたします。

第2回は、『帰ってきたウルトラマン』のお話や、上映された第31話以外のエピソードについて、『帰りマン』に参加した脚本家陣について、そしてウルトラマンシリーズ全体についてなど、お二人が縦横無尽に語り合います。

◆登壇者プロフィール◆
庵野秀明(あんの・ひであき)
1960年生まれ。監督、プロデューサー。学生時代から自主映画製作を手掛け、1988年にオリジナルビデオアニメ『トップをねらえ!』で監督デビュー。1995年にTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』で社会現象を巻き起こす。2006年、株式会社カラーを設立し代表取締役に就任。2017年設立の特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)でも理事長を務める。最新作は脚本・監督を務めた『シン・仮面ライダー』(2023年)。

出渕裕(いずぶち・ゆたか)
1958年生まれ。イラストレーター、デザイナー、演出家。1978年にTVアニメ『闘将ダイモス』の敵ロボットデザインでデビュー。特撮作品では「スーパー戦隊」シリーズや「仮面ライダー」シリーズなどのキャラクターデザイン、アニメ作品では「機動戦士ガンダム」シリーズや「機動警察パトレイバー」シリーズなどのメカデザイン、『ラーゼフォン』(2002年)で監督、『宇宙戦艦ヤマト2199』(2012年)で総監督を務めた。最新作はシリーズ構成・総監修を務めたTVアニメ『メタリックルージュ』(2024年)。

特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)は、アニメや特撮に関する資料を保全、活用してアニメと特撮の文化を継承するアーカイブ活動を推進しています。

2023年1月17日、ATACは認定NPO法人になりました。
認定NPO法人制度の詳細は下記HPでご確認いただけます。
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#アニメ特撮アーカイブ機構 #ATAC #庵野秀明 #出渕裕

3 Comments

  1. 出渕先生と庵野監督の特撮愛溢れる対談はいいですね。確かに現在は昔より規制が強くなった気がします。余談ですがDVDでウルトラマンレオを観て残酷描写満載で度肝を抜かれました。特にツルク星人とシルバーブルーメの回が凄かったです。ああいうのをゴールデンタイムで普通に放送していたとは(笑)

  2. ミステラー星人の回は出渕氏はお好きだそうで、抜け忍ものの話の構造をつかいながら、ミステラー星人善玉が「泥沼のような消耗戦」のアテリア星との戦争に嫌気がさして地球に亡命するのが反戦色もある話だったとおもいます。
    監督が戦争映画を沢山撮った松林宗恵で抜け忍ものの物語に反戦テーマも盛り込んだとおもいます。
    脚本の伊上氏つながりで仮面ライダーのウルトラ版という要素を見出す庵野氏の視点も面白いです。

    新マンの4クール目について最初はやや厳しい評価かと思いきや、スノーゴンの回が庵野氏はお好きだそうで意外でした。ヤメタランスの回もお二人とも評価されていました

    バルたん星人jrの回は特撮もいいですが、次郎くんの兄への思いも描かれていたので、そのあたりも評価してほしいです。

  3. 出渕さんって方のだめなとこばかり探して言うとこを、きちんと修正してくれる庵野監督さすがです。
    wikiの知識の羅列は聞いていて疲れますが、庵野監督はさすがです。