東京・お台場の観光施設「大江戸温泉物語」が9月に閉館となります。温泉ファンだけでなく、意外な人からも惜しむ声が上がっています。

 2003年に誕生した「江戸情緒の中でゆったり温泉を楽しめるテーマパーク」。運営会社によりますと、新型コロナウイルスが拡大する前は国内外から年間100万人が来場していたそうです。

 近くには東京ビッグサイトといった展示場もあることから、イベントに参加した人の利用やアニメ・アイドル関連のコラボ企画なども行われてきました。

 閉館の理由は運営会社が東京都と結んだ定期借地契約が今年12月に期限を迎えるためです。当時の契約では最長20年と定められているため、建物を撤去して土地を返還しなければならず、やむなく「創業地」での営業終了が決まったそうです。

 一方、東京都への取材によりますと、大江戸温泉物語側からの要望で延長や再契約の方法などを検討してきましたが、法律上それがかなわなかったと説明。「これまで臨海部のにぎわいに貢献して頂きとても感謝しています」とコメントしました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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