ドイツ銀行がデフォルト。大変なことに。円高で輸出企業が厳しく、これを支える日銀も厳しい。年金ファンドが動くきっかけに!ワンルームを購入する人の動機は、年金不安から。今、都心部の一等地や企業を外資が買う流れが崩壊。将来の年金問題についてみんなで考える時期!
以前からセミナーで金融恐慌が起きる話をしていた。そのうちの一つがドイツ銀行。日本円で1200億円ほどが償還できないという。これは、世界中で回っているお金のもとでもある。ドイツ銀行破綻で大変なことに。レバノン、アルゼンチンがデフォルトした。 何でデフォルトするか?お金が全部ドル建てだから。ドルで借りたお金を返さなければデフォルトになる。
昔は、全員が年金に入らなければならなかった。厚生年金は会社が年金を負担しているが、負担した結果、破綻している。また、払ったお金は積み立てていなければならなかった。そのお金を年金時事業団などが運用しながら利息を稼いでくれて、自分たちが払った年金を返してもらうものだった。ところが、人口が増え、このお金を貯めておく必要がないことになった。それでいろいろなところにお金を使い、破綻した。しかし誰も責任を取らなかった。年金の収入と支出の差額は税金で埋めている。それで消費税を上げた。その結果、国民所得が下がった。年金の負担は上がった。コロナウイルスで消費も低迷する。最終的に、年金が破綻するかもしれない。
年金のお金を株式に投資したりする。株式はもっと下がることに。アメリカの株価が下がっている。これは、お金のもとでるドイツ銀行だとかのデフォルトによる売り越しになっている。これからが勝負と思っている。外資系のソブリンファンド、いわゆる年金事業団の人たちがとてつもないお金を運用をしている。そのお金はみんな東京の物件に集中している。そのお金でファンドを運用し、年金を払えるだけの資本を投資で稼いでいる。本来はあるべき姿だったのでは。今の状況だったら円は買い続けられ、ドルは売られなければいけない。実態としては、円は80円くらいがちょうどいい。なのに、わざわざ105円くらいつけている。もっと円高になってもおかしくない。このまま円高になると、輸出している会社は厳しい。輸入している会社はいいかもしれないが。
今、上場している輸出主体の企業は相当厳しい。それを支えてきた日銀も厳しい。国家を揺るがす状況。海外のソブリンファンドと同じように、年金のファンドを自分たちで運用してあげるという話。年金ファンド1000兆円動かすとする。自分はレバレッジ掛けて10%で回している。1000兆円の1年間の運用益は100兆円。日本の国家予算は100兆円。ソブリンファンドと同じような年金ファンドが本格的に動き出すきっかけになると思う。そうしたとき、不動産は強い。家賃が、どんな形でもお金になる。日本の不動産の家賃は、円に替えて払わなければならない。
銀座の一等地や、会社も外資に買われている。国民は、外国人の僕(しもべ)のように動いている。これが今、崩壊したからちょうどいいと思う。若い人は年金がもらえない。だったら、年金をやめてしまえばいい。新しい年金の制度を作る方向できちんと運用する。裏付けに23億円の不動産がある。だから社債を発行してもどうということはない。
会社では250億円分くらい運用している。外にサブリースで任せている物件もある。これがウチに戻ってくるかもしれない。総戸数でいったら、1万5~6千戸ある。これを財産と思わなければダメ。今、ワンルームマンションを買っている人は年金不安だから。年金に頼ってない。年金に頼らなくても生活できるプランができている。ただの不動産投資ではない。首都圏でやっていて稼働率高い。それで運用の力がある。ここが強み。将来の年金問題についてみんなが考える時期だと思う。みんなのお金を勝手に使って、勝手に損失して、誰も責任を取らない。許せないこと。我われはいいポジション。いろいろな形で仕掛けを作っていきたい。
CFネッツグループ 代表 倉橋隆行 朝礼講話 2020年3月13日
#年金危機#株価下落#円高で輸出企業厳しい
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