明治から昭和にかけての気象庁の地震観測点の変遷の可視化 橋本徹夫(地震津波火山ネットワークセンター)
2023年地震学会秋季大会で、国立科学博物館の室谷研究主幹との共著で発表した「明治から昭和にかけての気象庁の地震観測点の変遷の可視化」を紹介する。明治の地震の震源は、現在と同じような精度で求めることはとても無理ではあるが、より良い精度で震源の地を求めてみたいと考えている。そこで、ここでは気象庁の地震観測履歴(験震時報,2002)を利用して、当時の観測点の状況について、明治だけでなく昭和の終わり過ぎまでを可視化してみた。観測点は1875年の東京気象台に始まり、気象官署に設置されていき、1940年代で120カ所近くになっていた。しかしながら、戦争での空襲などで地震計が焼けるなど、地震会による地震観測が長期間実施できないところが多数出てきた。この地震計の稼働点の減少に相応して、地震のマグニチュードを決定できる下限が上昇することが見られた。
#明治 #地震観測網 #気象庁
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