「飲酒で赤くなる人はコロナに強い?」東アジア特有の体質関係か 佐賀大学研究チーム【佐賀県】 (24/04/23 18:19)

[音楽] 続いてはデータを元に佐賀を深掘りする 数字で見る佐賀のコーナーです担当は川の アナウンサーですよろしくお願いしますえ 今日は飲酒で赤くなる人はコロナに強いと いう佐賀大学の発表についてお伝えします まずはこちらをご覧 くださいお酒を飲んで顔が赤くなるま体質 そういう 体質持ってる方と持ってない方で新型 コロナにかかりやす かどうかリスクがですねあの違う と酒で顔が赤くなる人はコロナに強いこれ は佐賀大学の研究チームが先月発表した もの です研究チームは去年インターネットで コロナや飲酒についてのアンケートを行い およそ800人から回答を得まし たその結果2021年8月までの期間で 酒で顔が赤くなる人は染リスクがおよそ1 にまっていたということです訪ねたのが あの新型コロナに酒で顔が赤くなる体質は 東アジア特有のものでアジアンフラッシュ 体質と呼ばれ ます松本明子準教授はこの体質を20年 以上研究してきまし た4割以上いると思います日本では大体は あの10人いらっしゃったら年45人は フラッシュあのアジアンフラッシュ体質 そんぐらいの計算ではありますけど ねはい今回の研究結果はSNSでも大きな 反響を呼んでいるんですけれどもお2人は 率直にどう思いますかあの私はお酒を飲む とすぐに赤くなるんで本当にコロナに強い んだったら嬉しいですけどそうですよね うん橋さんどうですか私はSNSで実際に 見たんですけど未だにちょっと信じられ ないなという気持ちがいやそういう方も 実際いると思いますし当てはまる方 当てはまらない方両方いると思いますえ 県民の方にも率直な意見を聞いてきまし たお酒を飲んで顔が赤くなる人なりますね はあのコロナにかかりにくいっていう説が あるんですよああそういうことですかどう 思われますか確かに私は頃にかかりません でしたかかってません家族はかかったん ですが私がかかってないインフルエンザと かもかかってないぞなんでちょっと おかしいのかなってみんなから思われてた んです が僕は結構量を飲むとすぐ赤くなるんです よでも僕もコロナなりまし た怒られるかもしれないけどあんまり関係 ないんじゃないかなって思って ます一方顔が赤くなる人からはコロナに かかったが1回だけだった だったとの声も聞かれまし [音楽] た自分1回えっと去年の5月頃にコロナに かかって逆に1回だけですねで結構親も顔 赤くなる家計で親も赤くてでも親も1回 だけかかったぐらいです ねはい実際今回の発表がどれぐらい県民の 方に当てはまっているのか今回サガテレビ アプリでアンケートを行いましたまずは 飲酒で顔が赤なかどうか答していきました 赤くなると答えた人が63赤くならない人 が34とななりましたこのうちまず赤く ならないつまりお酒に強い人がどれぐらい コロナにかかったのか次 ですはいえ45%の方がえコロナにかかっ たという結果になりましたうんということ は発表通りなら赤くなる人の要請率は 45%より下の数字になるということです そうですねえつまり赤くなる人はコロナに かかりにくいのかどうか結果次ですはい 39ということでま大きく差がついたわけ ではないんですけれども比較的お酒で赤く なる人がコロナに強いという結果となり ましたで視聴者からもですね非常に今回 いろんな意見をいただきましたはい例えば ですねえお酒に弱い知り合いも何人も罹患 していないこれ当てはまるんじゃないかと うんえ一方でですねえその人の体調や環境 の影響が大きいと思う本当かなという意見 ですねえそして中にはえお酒が飲めない いいところがあり嬉しいんだとこういう声 もありましたあのそもそも赤くなる体質の 人がどうしてコロナに強いという話になっ ているんでしょうかはいあのまだはっきり とは分かっていないそうなんですけれども ええ松本純教授によりますとえ飲酒で赤く なる人は病原体に対する殺菌作用えさらに は免疫の働きが強い可能性があるという ことなんですねうんとなると新型コロナ 以外の感染症に対してはどうなのかという のも気になってきますねそうですよねはい 佐賀大学の松本準教授は今後の研究につい てこのように話してい ますどういうメカニズムであのそういう 体質の人が感染症に強いのかっていうのが かったらお薬だったり予防薬だったり戦略 に結びつくと思うんですだからここで ストップするんじゃなくってあの メカニズムをですねさっていきたいと思っ てます けどはい今回お伝えしたのはあくまでも今 解明が進んでいる研究の内容でえ飲酒で顔 が赤くなるとコロナに強いと決して言い きれるわけではないんですけれども今後の 研究に期待したいと思いますえここまで 数字でるのコーナー川のアナウンサーとお 伝えしました

【キャスター】
データをもとに佐賀を深堀りする「数字で見る佐賀」のコーナーです。
担当は川野アナウンサーです。

【川野アナウンサー】
よろしくお願いします。
今回は「飲酒で赤くなる人はコロナに強い?」というテーマでお伝えします。
まずはこちらをご覧ください。

【佐賀大学医学部 松本明子准教授】
「お酒を飲んで顔が赤くなる体質を持っている方と持っていない方で、新型コロナにかかりやすいかどうかリスクが違う」

「酒で顔が赤くなる人はコロナに強い」。
これは、佐賀大学の研究チームが3月発表したものです。
研究チームは去年、インターネットでコロナや飲酒についてのアンケートを行い、約800人から回答を得ました。
その結果、2021年8月までの期間で、酒で顔が赤くなる人は感染リスクが約5分の1にとどまっていたということです。

酒で顔が赤くなる体質は東アジア特有のもので、「アジアンフラッシュ体質」と呼ばれます。
松本明子准教授は、この体質を20年以上研究してきました。

【佐賀大学医学部 松本明子准教授】
「4割以上いると思う。日本では。だいたい10人いたら4〜5人はアジアンフラッシュ体質。それぐらいの計算」

【川野アナウンサー】
今回の研究結果は、SNSでも大きな反響を呼んでいますが…お2人はどう思いますか?

【川野】
県民にも率直な意見を聞いてきました。

【顔が赤くなる】
Q.酒を飲んで顔が赤くなる人はコロナにかかりにくい説がある
「確かにコロナにかかりませんでした…かかってません。家族はかかったんですが私だけかかっていない。インフルエンザもかかっていない。ちょっとおかしいのかな…とみんなから思われていた」

【顔が赤くなる】
「僕は量を飲むとすぐ赤くなる。でも僕もコロナになりました。怒られるかもしれないけど、あまり関係ないんじゃないかと」

一方、顔が赤くなる人からは「コロナにかかったが“1回だけ”だった」「軽症だった」との声も聞かれました。

【顔が赤くなる】
「自分は1回、去年の5月ごろにコロナにかかった。逆に1回だけ。親も顔が赤くなる家系。親も1回だけかかったぐらい」

【川野アナウンサー】
実際、今回の発表がどれぐらい県民に当てはまっているのか?サガテレビアプリでもアンケートを行いました。
まず、酒を飲むと顔が赤くなるかどうか?「赤くなる」人が63%、「赤くならない」人が34%となりました。
このうち、「赤くならない人」のコロナの陽性率は…全体の45%となりました。

【キャスター】
…ということは、発表通りなら「赤くなる」人の陽性率は45%より下の数字になるということですね?

【川野】結果はこちらです。
「赤くなる」人のうち、コロナにかかった人の割合は39%。
大きく差がついたわけではありませんが、比較的“コロナに強い”という数字となりました。
全体的にはいろんな意見がありました。

「酒に弱い知り合いが何人も罹患していない」「体調や環境の影響が大きいと思う」「飲めない良いところがありうれしい」といった声もありました。

【キャスター】
そもそも、赤くなる体質の人がなぜコロナに強いという話になっているのでしょうか?

【川野アナウンサー】
まだはっきりとは分かっていませんが、遺伝子レベルで、病原体に対する体の殺菌作用や免疫の働きが強い可能性があるということです。

【キャスター】
コロナ以外のほかの感染症に対してどうなのか、というところも気になりますよね…

【川野アナウンサー】
佐賀大学の松本准教授は、今後の研究についてこのように話しています。

【佐賀大学医学部 松本明子准教授】
「どういうメカニズムでそういう体質の人が感染症に強いのかが分かったら、薬だったり予防薬だったり感染症対策の戦略に結びつくと思う。だからここでストップするのではなく、メカニズムを探っていきたい」

【川野アナウンサー】
お伝えしたのはこれからも解明が進む研究の内容で「酒で赤くなるとコロナに強い」と言い切れるわけではありませんが、感染症予防の一助になるよう今後に、期待したいと思います。

1 Comment