1998.11.8 《優勝 東京都》
前回優勝チームと同レベルのチーム編成ができたと連覇に自信をのぞかせる宮城。一方、第10回大会以来優勝から遠ざかっている東京は、実業団選手を中心に実力者を揃え、「何がなんでも」の気持ちで大会に臨んだ。
レースは序盤から地元福島と宮城の競り合いとなった。全国レベルにある田村高校の選手を中心にチームを組んだ福島は、1区で渡辺が区間賞を取ると、2区菅野、3区阿部と安定した走りで上位をキープ。8区冠木はトップでアンカーにつないだ。宮城も福島とトップを競り合いながら2位でアンカー田中にタスキを渡し逆転に期待する展開となった。
また、千葉は1区6位と出遅れたものの、4区秦、5区熊谷(順)が区間賞をとるなど徐々に追い上げ3位でアンカー熊谷(真)につないだ。一方、東京はトップと1分46秒差の4位でアンカー竹元にタスキが渡った。
今年めきめき力をつけてきた竹元は9区10㎞を今大会唯一32分台で走り、上位3チームを次々とかわし2位千葉に29秒差をつけて目標どおり優勝を飾った。 #駅伝

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