中島セナ、単独初主演映画『あこがれの色彩』公開記念舞台挨拶【トークノーカット】

[音楽] それではご登壇者の皆様に劇場公開を迎え られての今の心境を含めご挨拶をいただき たいと思いますまずは中島世奈さんお願い し ます本日は暑い中お集まりいただきまして 誠にありがとうございますゆを演じました 中島世奈です3年という月日を得てこう やって皆様に公開できることをとても 嬉しく思います本日よろしくお願いし ます続きまして安原奈さんお願いします はい酒役を演じました安原奈です本日はご 来場いただきありがとうございます中学生 の時に撮影したものを今こうやって皆さん にお見せすることができて本当に嬉しい です本日はどうぞよろしくお願いします 続きまして宮内レカさんお願いします本日 はお集まりいただきありがとうございます 三を演じました宮内レカですあついにこの 日を迎えられたんだなととても嬉しく思っ ておりますよろしくお願いし ますでは最後に小島純監督お願いしますあ え今日はお集まりいだきありがとうござい ます えすごくいい天気の日にえこんな重い映画 というギャップがすごいなと思ってえ僕も 今日川に飛び込もうかなと思ってあの そんなこと考えながら劇場に来ましたえ 今日はえあのえ大した話できないかもしれ ないですけどよろしくお願いし ますありがとうございますそれでは早速 ここから色をお伺いしてまいりたいと思い ますまずは監督本作の着装のきっかけを 教えていただけますでしょうかそうですね えっと2つありましてま最初のポイントと いうかあれはあの自分の娘がえま子供の頃 からすごく絵が絵を描くのが好きな子でし てでえ高校生になった時にま美大に行き たいと言い出してえっと実際美術の呼びに 行き始めたんですねでそしでえま週に3回 とか学校終わってから行くわけなんです けどでま帰ってきてまもうなんかもう すごい明らかに泣いてきたでしょうみたい な感じでこう浮かない顔して帰ってくる時 とかあってでまあなんなんま理由を聞くと やっぱりその美術の学学校でそのまデさん とかですねその美大の受験に受かるための 絵を書かされるというのがやぱ本人かなり 苦痛だったみたいでであとま順位をつけ られるらしいんですよねそのえ上手な人と そうでもないというかですねでまあえ2年 生3年生となっていくうちにえっと後から 入ってくる人でもっと上手な人がいたりと かですねなんかそういう楽しいはずだった 絵を描くことがそんなに苦痛と言いますか なんか楽しくなくなってることとかが すごいかわいそうだなっていう思いがあっ てなんかそこなんかもっと絵なんて楽しく 自分の好きなように書いていいものなの にっていうところをなんか伝えたいなと いうところがまず1点ありまして でもう1つがえっとやっぱ僕地元がえっと 佐賀県の竹市ってとこなんですけどえ近く に有田焼きの産地あの有田町というところ があってでそこの焼き物がえまどんどん なんかシンプルなものなんか絵付け残った ものとかそういったものがあ売れなくて なんかどんどんシンプルなものが売れる ようになってきててなんかま伝統とかそう いったものがなんかあのま大切にされて ないというかそういう傾向があってなんか そういうこともちょっとなんかもう1回 そういうのを見直すようなことになる きっかけになるようなこともしたいなて いうのもあってその辺をくっつけてまえ 最初やり始めた企画と言いますかやり始め たところです はいありがとうございますでは続いて中島 さん14歳のリアルが詰まった作品でした が脚本を読まれた時の印象など教えて いただけせでしょうかはいえと14歳って いう 複雑な年齢っていうところを繊細に描いた 作品だなっていう印象を持ちまし たありがとうございます書きだったという お話も聞いたんですけどもその辺りは いかがでしたかそうですね書きをして いただいたりとかあとは実際に私が絵を 好きだっていう共通点もあったりして実際 に私が書いた絵を数枚劇中に使用させて いただいたりとかそういうこともありまし た自分の描いた絵が劇中で使われ るっていうのは役を作っていく上で結構 影響があったりとかしました かそうですねやっぱりそこが大きな共通点 となったのでなんかすごく自分の書いた 作品というか絵が作中で使われ るっていうのは不思議な感覚にもなりまし たねありがとうございます続いてユイと いう女の子をどのようなキャラクターだと 捉えて演じていました かいはすごく大人に対して不審感を持って たりとか14歳ならではの感覚をすごく 敏感に感じていたりっていうキャラクター なんですけども不安定ながらも自分の自我 というか自分の核となる部分を模索して いってるそういうキャラクターだと思い ました ありがとうございますでは続きまして宮内 さんはい純粋さだけでは生きていけない 理想と現実の狭で葛藤するミキを演じて いらっしゃいました共感した点や難しかっ た点などあれば教えて くださいとミキは自分が書きたい理想と 伝統のこう現実の狭で揺れていてで自分も ちょうど30歳を迎えてからこの園の仕事 を続けるかやめるかっていうので悩んで たりしたので心情的にはもう全然違うこと なんですけど心情的にはあの似た感覚だっ たのでその点では演じやすかったのかなと 思い ますありがとうございますでは続いて安原 さん女子中学生4人の一見中良だけど独特 のヒエラルキーが潜んでいる関係性が怖く もありましたどんなことしながら演じて いらっしゃいましたかはいあの一見普通の 中学生なんですけどあの友達のためなら 悪いことも協力しちゃうみたいなそういう 子だったのでそういうところを意識して 演じたんですけどあと撮影の以外の場所で あのみんなで仲良くなるために部屋に 集まってあの話したりゲームをしたりして 距離を縮めていきましたそれはなんかその 仲の良さいうのは映にも出ていたような気 がいたしますありがとうございます ありがとうござい ますではですねそれぞれの好きなシーンっ ていうものも聞いていきたいなと思うん ですけどもまずは中島さんよろしい でしょうかはいと特定という感じではない んですけどもあの美術室のシーンの ライティングだったりとかセットの感じが すごく私はお気に入りですねライティング やセットの感じ監督そのありは何か こだわった点はあるんでしょうかそうです ねあのえっと1番光のいい時間にあの引き の引きのあのえセナさんがたあの絵書い てるシーンとかを取るのにま1番いい午後 の光の時間を待ってで他のシーンをまた次 取ってまた翌日その光を待ってそのシーン を取るとか割とあの美術教室のシーンの光 は大事に撮影しましたはいありがとう ございますでは続いて宮内さん聞いてる シーンや好きなシーン印象深かったシーン などあればお願いいたしますもう私が覚え て1番印象的なシーンはもう怒りに任せて ガシャンてあち楽しは本当にドキドキし ましたもう職人さんが作あの準備してくれ てたうんあの当だったのでそうですね背き の段階で本当に全部手書きのものをはい そうなんですよお借りしてえ割ってしまっ たという本当に本当に申本当に泣きそう だっ たでしたね はいありがとうございますでは安原さん 何かお気に入りのシーや印象深いシーは ございますかはいあの4人で鬼ごっこする シーンがあるんですけどそのシーンはさっ きってほとんどなんて言うんだろう心から 本気で笑えるシーンがあんまり少なかった んですけどそのシーンは本当に鬼ごっこを 楽しみながら取れたので楽しかった ですありがとうございますそれでは監督 たくさんあるかもしれないんですけども なんかそうですねあの えゆいちゃんがえっと最後にもえ本当にえ 感情が抑えられなくてえま車から飛び出し てえ川に入ってくっていうシーンがあるん ですけどま あのまシーンとしてもすごく印象的なん ですけど割と撮影の時ももまあの車とかも 全部なんてあの僕らのなんて言うです制作 部とかで運転したりまドライバーの人もい たりとかするんですけどそういうの全部 通して準備してあのシーンを取ってるん ですよねだから割と大掛かりだったという か何気ないシーンなんですけど割とあの もうシーバでこう色々やり取りしながら やったシーンででま似ていくぐらいであの シーン取れたんですけど割とその準備が 大変だったので僕としてはあのシーンが 1番印象的ですはいなるほどありがとう ございますそれではですね監督にもう1つ お伺いしたいんですけどもそれぞれを キャスティングの決め手になった部分 なんかを色々教えてもらってもよろしい でしょうかそうですね えっとセナさんに関してはえっとま僕の 友人があのヨネズさんのミュージック ビデオのプロデューサーをしていてであの すごくあのいい子がいるよっていうことで セナさんまず教わってででま実際絵を書い てるっていう話を聞いてあの絶対ま書き 慣れてる人というかなんか本当に絵好きで 書いてる人とそうじゃない人っていうのは 多分絵に出るなと思ってあのその絵を書 くって言ててるというところも決めてで えっとまあと脚本もまだあの完成して なかったんですけど是非出ていただきたい ということであのオハに行きましたはいで 原さんに関してはえっと東京で オーディションをしたんですけどまえっと 映画のその企画をよく理解してくれたって いうこととかあとやっぱ コミュニケーション能力がむちゃ高くてで 今回その中学生4人のうち2人が東京から セナさんとSRさんが東京から行ってあと 2人は福岡でオーディションした子だった んですねで福岡のチームと東京でえ撮影の 数日前に集まるっていうことでま多分 リダー格と言いますかあのその役を安原 さんだったらちゃんとやってくれるかなと 思ってでもうその映画の中の関係性にも すごくぴったりだったのでえ安原さんにお 願いすることにしましたで宮内さんは えっと福岡ので普段活動されてるんであの 福岡のオーディションの時にお会いして あの車の中であのえっと信が香水の匂いに 気づくっていうシーンがあるんですけど あそこのシーンをえっとオーディションで やってもらったんですねしたらもうあの 色々なんて言うんですかね細かいあの 例えばラえカセットカセットラジオラジオ のボリュームをちょっといじってみたりと かですねそういう細かいお芝居を色々やり ながらちょっと暑いねとかなんか色々 アドリブがすごくいっぱい入ってたてあ この人すごいお芝居好きなんだなっていう のがすごい伝わってきてであもうあの宮 さんにお願いしようてその時に思いました はいありがとうございます宮内さんその オーディションのことは覚えてらっしゃい ますかあはいもうオーディションはあの 監督に選んでもらう場でもう自分が好きな ことを好きなだけできる場所だったので もう本当にやりたい 放題やりましたそのやりたい放題やったの が構想したという決めになったようですね はい嬉しいですありがとうございます今度 ははですね逆にキャストの皆さんに撮影中 のこう監督からもらった言葉で印象深かっ たこととかまもしくは先ほどもね控え室 なんかもとても皆さん仲の良さが伝わって くる感じだったんですけどもま監督の印象 そんなことを少し聞いていきたいなと思う んですが中島さん早速大丈夫そうでしょう かはいと撮影中は本当に監督含め撮影隊 全体がすごく和やかで優しくて本当に撮影 のしやすい環境だであの監督からのその 演技の指導としてはこう感情が高ぶったり ちょっと怒りが出るシーンとかであの指導 していただくっていう形になりました ありがとうございます監督その辺なんか気 をつけたこととかなんか意識したこととか あったりするのでしょうかそうですねあの えっとま特殊な作り方と言いますかあの えっと東京のチーム以外のえっと福岡の チームで1回全部全部のシーンをえ リハーサルをしてえもうこういうシーンは このシーンカットでこういうのを取 るっていうのを全部撮影前に決めといて あの決めといたんですねそれでえっと中島 さんとかあのえ東京のチームが来た時には 割ともうえっとその演技だけを注目しとけ ばいいぐらい他の人のところは全部もう 出来上がってるみたいな状態ににしたって いうんでなんか多分その現場がりつかない ようにっていこととかはますごく気をつけ てたんですけどまずはそのなんかあの全部 自分の中であのシーンを作り込んでたんで え名古屋かに進めたのかなとは思ってます はいすごくその名古屋かなさ中で撮影した ねこういうこういう作品って言い方して ごめんなさい監督の前に選者を皆さんに あれなんですけどもこんなねお話の内は 結構重みがあるんですけども実際の撮影の 現場はとてもやかだったということででは 続いて宮内さん何か監督のことで印象深い ことやこんなこと言われたよみたいなお話 あったりしますでしょう かそうですねなんか普段あまり褒められる ことがなくてコンプレックスの塊りみたい な人なんですけどあの宮内さんの語尾が いいよねって言われたのが未だに印象的で 話し方を褒められるってこんなに嬉しいん だなって思いまし た監督覚えてらっしゃいますかすいません そのことは覚えてなかったですねそのこと 覚えてなかったですけど宮さんあのあの オーディションの時もま本人がすごい映画 が好きで映画館で働いてたことがある ぐらい映画が好きだっていう話もすごく 印象的であのあ宮さんすごい映が好きだ からこういうお芝居とかできんだなと思っ たことはすごく印象的でした はいそうですか宮内さん映画勘でも働かれ てたんですねあはい映射技士やってて まさか自分がこのステージの上に立つ日が 来るとはちょっと思ってなかったのであの どちらかというとこのフィルムかけて スタートボタン押しに行きたいなって今 思ってますそうですかちょっといつまた すごく反対側にはい立たれてますけどどう ですか緊張されますかあはいもう緊張しか してないです ありがとうございますでは安原さん監督の こととかで印象深かったことやこんなこと 言われたよみたいなことあったりしますか はいあの最初に咲はこんな感じだろうって 自分で思って結構作り込んじゃってから 練習とかいろんな演技してたんですけど 監督からもうちょっとナチュラルにやって とかあのなんか自然に見えるようにやった 方がいいよっていうアドバイスをいいた からこの映画にちょっと馴染んでできたか なって思ってます監督その辺り はそうですねあの安原さん本当にえっと 細かいお芝居が本当に上手な方であの えっと僕の映画にはちょっとあのやりすぎ なぐらい本当に細かかったんですよ僕は そういうあんまりこうなんて言うんですか ねあの熱い演技の映画とかがま苦手と言い ますかそういうところもあってちょっと だけさんごめんなさいちょっと抑えて くださいっていう感じでえ撮影していき ました はいありがとうございますまだまだお伺い したいことはあるのですがちょっとねお 時間が近づいてきたよということでですね や最後に登壇者を代表して中島さんと小島 監督から一言ずつご挨拶いただきたいと 思い ます とあの大きく大きいことでも小さいことで もゆいと似たような感覚というか思いをし た方が少なからずいるのかなと思います なんかそんな方に何か少しでも届いたら いいなと思ってここにいます本日は ありがとうございまし たそうですねあの中島さんのすごく今の いい一言の後僕が言うとなんかなんか濁り そうなんで言いにくいんですけどあの本当 にまずはあの今日あのご来場いただいた ことにとにかく感謝しますであのこの映画 を最初にまあの企画し始めた時からずっと 今もやってくれてるあの安岡さんていうえ 企画やってくれた安岡さんえっとあとえ プロデューサーの荒木さんって言ってま あのその荒木さんはあのベンダーそのの パーフェクトデイズの所感とかもやってる すごい方なんですけどそういうの2人が なんかやろうよって言ってくれたことで えっと今日迎えられたので本当にあの感謝 してますあのこの場を借りてえ俺を言い たいと思いますえっとまあの今日は とにかくも皆さん来ていただいて ありがとうございまし [拍手] たJA

2024年5月11日、渋谷シネクイントにて、映画『あこがれの色彩』公開記念舞台挨拶が行われ、中島セナ、宮内麗花、安原琉那、小島淳二監督が登壇。

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映画『あこがれの色彩』

《INTRODUCTION》
家族、大人の都合。絵を描く少女の心は、儚く揺れる。
日本の伝統工芸である有田焼の街に生まれた14歳の少女・結衣。折り合いがつかない家族のことや器用に立ち回る大人の都合に葛藤しながら、言葉にできない思いを絵に描き続ける彼女は、大人たちの裏切り を知り、暴走してゆく。
結衣役には、「ポカリスエット」のCMに抜擢され注目を集め、2023年には『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』(ディズニープラス)でW主演を務めるなど、今最も活躍が期待される若手俳優・中島セナ。孤独と危うさを抱えた複雑なヒロイン役で、自身初の単独主演を果たす。
母親役に、映画やドラマで活躍中のMEGUMI、父親役に大迫一平、友人役に、ドラマ「ブラッシュアップライフ」の安原琉那など。
監督は、TSUBAKIやマキアージュなど、資生堂のCMを長年にわたって手がけ、<女性美の魔術師>とも呼ばれた小島淳二。手の込んだものより合理的でシンプルな焼き物に需要が移る陶芸の街のいまを通して、“美しさとは何か”を問いかける。

《STORY》
伝統的な焼き物の街。14 歳の結衣は、父と祖母の3人暮らし。美しいと感じたものを自分の色使いで絵に描くことが唯一の楽しみで、美術教室での技術重視の指導方針には馴染めないでいる。
ある日結衣は、父親が好意を寄せる絵付け師・美樹と出会い、その独創的な絵柄に魅了される。一方の美樹は、公募展を前に、入賞を約束された古典的なものか独自のデザインか、どちらを選ぶべきか葛藤していた。
そんな美樹に対し、個性を尊重するべきだと勧める結衣だったが……。大人たちの都合や裏切りに激しく動揺した結衣は、驚くべき行動に出るーーー。

出演:中島セナ 大迫一平 宮内麗花 安原琉那 MEGUMI
監督:小島淳二
配給:スタジオレヴォ
制作:teevee graphics, INC.
協賛:佐賀県フィルムコミッション
©2022 teevee graphics, INC. all rights reserved.
公式サイト:https://akogare-iro.jp/
公式X;https://twitter.com/longingforcolor

2024年5月10日(金)渋谷シネクイントほか全国順次公開

#あこがれの色彩
#中島セナ

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