ワクチン接種の加速につながりそうです。21日、本格スタートした職域接種。職場だけではない、意外な枠組みもあるようです。

 接種の様子をじっと見守るのは、視察に訪れた菅総理大臣。

 企業や大学などで本格的に始まった職域接種。会場では、地域などで接客する機会のより多い人たちへの接種が目立ちました。

 申請があったのは、全国3400余りの会場で、接種予定の人たちは約1370万人。なかには、接種後、体調不良を訴える人も・・・。

 20代女性:「(Q.ご気分は?)めまいみたいな感じで立った時に立ちくらみがあって」

 医師:「一時的な血圧低下で脳貧血を起こしたのかなと思います」

 また、従業員1000人未満の企業が合同で接種を行う取り組みも見られました。

 ベンチャー企業に投資を行う起業投資会社では、投資先など1100社ほどから希望を受け、従業員や家族など約2万2000人を対象に合同で接種を行う予定です。

 一方、様々な業界団体でも職域接種が始まっています。

 すでに日焼けした腕に接種を受けるのは、鳥取県のトラック協会。協会加盟のドライバーなど約5000人が接種を受ける予定です。

 また、正会員約1万6000人を数える日本ソムリエ協会も7月以降、接種が行えるよう準備を進めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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