顔面神経麻痺の後遺症でまぶたが重くなる
顔の表情筋が動かなくなることを「顔面神経麻痺」と言います。
主に耳鼻咽喉科で治療が行われます。多くの人は顔の動きが回復しますが、回復が不完全に終わる人もいます。
表情筋の回復が不完全な顔面神経麻痺患者さんの後遺症ー非対称な顔
・麻痺が残る
・異常な共同運動(口を動かすとまぶたが閉じる)
・罹患した側の表情筋のこわばり(拘縮)
以上から、顔の表情が左右非対称になるのです。
特に、まぶたが上がりにくくなります。
眼輪筋の拘縮が原因です。ボトックスか手術が選択肢です。
しかし、顔の表情が元どおりになる治療ではありません。過大な期待は禁物です。あくまでまぶたを持ち上げやすくする治療です。なによりも神経の過誤支配(異常な経路で再生した神経)は治せませんから、異常共同運動は残ります。
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