卒業シーズンを迎え、高校生アスリートにとっても巣立ちの時。春高バレーで富士見高校(静岡県)を創部以来初めてのベスト8に導いた渡辺実羽香さんは強豪大学への進学を決めた。2年生までは「高校でバレーを辞めよう」と思っていた彼女だが、進路を変えた理由を話してくれた。
挫折を乗り越え創部初のベスト8
サクラの蕾もまだ硬い3月1日。静岡県の高校女子バレー界を引っ張ってきた女子高生が巣立ちの時を迎えた。
富士見高校のエース・渡辺実羽香さん(18)だ。
富士見高校3年・渡辺実羽香さん:
(Q.3年間どうでした?)最高でした。ここで過ごした3年間は自分にとっていろいろな経験ができて、バレーを続けていく上でも人としても成長した3年間だったので
身長181cmと恵まれた高さを武器に1年生から全国舞台で躍動。年代別代表にも選ばれたが何度も挫折を味わった。
相次ぐケガで何度も戦列を離れたほか、新型コロナにより全国大会を辞退したこともあった。
高校3年間は試練の連続だったが、2024年1月の春高バレー全国大会では憧れのコートに立ち、並みいる強豪を破って創部初のベスト8入りを果たした。
富士見高校3年・渡辺実羽香さん:
全国大会で勝つ喜びを知ったからこそ、もっとバレーを続けたいと思えたし、とにかく濃い3年間だったなと思います
強豪大学へ…バレーを続ける理由
卒業後は2023年の全国ベスト4、岐阜協立大学に進学する。
2年生の時に取材した際には「活躍している選手をそばで見守ってあげたい。そういう人になりたい」と話していた。「バレーボールは高校まで」と決めていたが気持ちが変わった。
富士見高校3年・渡辺実羽香さん:
(大学で)また違ったバレーの楽しさだとか気づくことができれば、そういうところを職業や自分のやりたいことにつなげて、バレーがしっかり生きた職業につけたらいいなと思います
おぼろげではあるが、バレーの楽しさと奥深さを感じたからこそ、高校3年間で彼女の心境に変化が生まれた。
望む限り可能性は無限大。これからさらなる高みへと羽ばたいていく。
渡辺さんは「大学4年間で戦い抜ける筋力とメンタルをしっかり身に付けて、1年生から試合に出てチームに貢献できるように頑張りたい」と、新たな挑戦の目標を定める。
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