【津波検証】富山湾「海底地すべり」の脅威 想定より早く津波到達のリスクが・・・ 能登半島地震【“震度5強”初めての衝撃~地震が富山に突きつけたもの~】| NHK

一体富山県に津波はどのように押し寄せた の かNHKでは地震発生後の県内の河川 カメラや目撃証言を 分析研究者も想定していなかったある津波 が押し寄せていることが分かってきまし [音楽] た津波のメカニズムなどについて研究をし ている東大学の教授 です今回富山で観測された津波には奇妙な 点があると指摘し ます地震と共にですね水位が低下してえ まいりますえこれについてはえ断層による え津波ではなかなか説明できないと今考え てい ます富山市草島に設置された県系の記録 です地震発生後から水位が何度も上下して いることが確認でき ます午後4時35分頃最大80cmを観測 しまし たしかし今村さんが注目したのは地震直後 に観測された第1波 です今村さんたちの研究グループが今回の 断層の動きをもにコンピューターで再現し た津波です 黒で囲われた部分がノ半島で大きく動いた とされる断層 [音楽] です地震発生とともに大きな波が 発生赤は波が高くなる押し波青は海面が 低くなる引き波を示してい ますこの想定では富山県沿岸に津波が到達 するのはおよそ25分になり ます赤い線が今村教授のシミュレーション の 結果ここに青色の実際の健聴記録を 重ね合わせると一致しない部分 が第1波が再現できないの ですシミュレーションでほぼ同じ時刻に 到達するとされた新潟県のサドシア柏崎 市実際の位を比較してみると富山だけ第一 波が非常に早く到達していることがわかり ます普通は向こうから潮がこう流れるん です富山市岩に住む漁師の三井秀樹さん 地震発生直後避難中に港で異様な光景を目 にしたと言いますではない内が塩がずっと 空いてですね低くなって渦をなして茶色 あの港の底と混じり合って茶色くなって渦 を巻いて外に向かって出てくていう姿を 生まれて始めてみまし た地震発生直後の健聴記録です午後4時 10分頃の揺れの直後から津波の第一波と 見られる引き波が観測されています 人数側の河川カメラでは地震発生のおよそ 7分後第一波と見られる高い波が確認でき

ます津波が画面奥の砂地を飲み込んでいき [音楽] ますさらにその直後人数側の加工から およそ1.5km流の橋から撮影された 映像 ですえだいぶ上がる これ津波が勢いよく遡っていく様子が記録 されていまし [音楽] た同様の現象は県西部親川の河川カメラで もこちらでは地震発生からおよそ9分で 津波が確認されまし [音楽] たシミュレーションより早く到達した第一 波とは一体何だったのか今村教授はある 可能性を指摘し ます海底地滑りがえ起こった可能性もあり ます海底地滑りによる津波発生の メカニズム です地震などによりで模な地滑りが 発生すると海面が急激に変動し津波が 起きるの です海底でですね土砂が深い方に移動して いきますでその土砂の部分がなくなって 低下しますのでその上の水面があの低く なるんです [音楽] ね実は湾はが起こりやすい条件が揃って いると言い ます海岸の近からすぐに深くなる富山 [音楽] 湾急斜面に川から山の土砂が大量に供給さ れ崩れやすくなっているの です今回の地震はこれまで十分想定され なかった新たなののリスクを私たちに 突きつけてい [音楽] ます地形特性としてはあ今後もですね急行 倍はありますしえ河川からの土砂供給も ありますのでえ今後も海底自滑りがま強い 揺れの場合ですねえ起きる可能性はあり ます早い津波が来るかもしれないえ訓練の 中でですねえそういうシナリオも入れて いただきた はいそれによってですねえ適切な行動が 取れるんじゃないかなと思ってい ます

※動画冒頭に津波映像が流れます
2024年1月19日放送 「 “震度5強”初めての衝撃~地震が富山に突きつけたもの~」 から

富山県民が初めて経験した震度5強の地震。津波が観測され、激しい揺れや液状化などの影響で多数の住宅や、道路、水道などのインフラが大きな被害を受けた。
津波避難など様々な課題も見えてきた
地震が富山に突きつけたものとは。

NHK富山放送局で取材・放送した、津波や地震関連の記事はこちらのサイトで読むことができます。
◆「よむ富山人」
https://www.nhk.or.jp/toyama/lreport/tag/15.html?cid=dchk-yt-2403-83

https://www.youtube.com/playlist?list=PLcynJ47QaWNszKi-uF_blkUSgFhphReeF

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