『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』など、数々の傑作を世に送り出し続けてきた名匠ヴィム・ヴェンダース。彼が長年リスペクトしてやまない役所広司を主演に迎え、東京・渋谷の公共トイレ清掃員の日々を描いた『PERFECT DAYS』が12月22日(金)より公開され、動員40万人、興行収入6億円を突破した(2024年1月22日時点)。

 この度、平山(役所)の同僚のタカシ(柄本時生)が平山の電話に吹き込んだ留守番電話音声が解禁。映画では描かれなかったタカシの新たな一面を、音声で聞くことができる。映画『PERFECT DAYS』を観た方にはたまらない、2人の関係に思いを馳せることのできるコンテンツとなっている。

 東京渋谷の公衆トイレの清掃員、平山は押上の古いアパートで一人らしている。その日々はきわめて規則正しく、同じことの繰り返しのなかに身を置いているように見えた。ルーティンは孤独を遠ざけるものかもしれない。けれど男のそれはどこか違ってみえた――。

 巨匠ヴィム・ヴェンダースがメガホンを取り、東京・渋谷のトイレを舞台にした『PERFECT DAYS』がついに公開し、平山の“足るを知る“人生、そしてヴェンダースが描いた、ほのかに希望が満ち溢れた東京の風景に、絶賛の声があふれている。

 この度、主人公のトイレ清掃員、平山の同僚のタカシ(柄本時生)が、平山の電話に吹き込んだとされる、映画では描かれていない、オリジナルの留守番電話の音声を解禁。劇中では、仕事にやる気を見出せず、平山とは正反対のタイプに見えるタカシは「借りたお金を返さなそう」などの多くの反響を呼ぶ個性的な人気キャラクターとなったが、その彼が留守電になにを吹き込んだのか。

タカシの留守電
留守電がひとつ入っていた。
だれかと思ったら
タカシからだった
あまりいい予感はしないけれど
再生しないで
そのままにしておく方が
ちょっと嫌だった。

 平山とタカシ。同僚としての2人の微妙で適切な距離。そんな、これからも続いていく彼らの人生に思いを馳せながら、楽しんでほしいオリジナルコンテンツです。トイレの清掃員平山の日々をフィクションでありながらドキュメンタリーのように映し出した『PERFECT DAYS』。カンヌで評価された役所広司と世界で80以上もの国で配給が決定したヴェンダースの最高傑作を、是非劇場でご鑑賞ください!

監督:ヴィム・ヴェンダース
脚本:ヴィム・ヴェンダース、 高崎卓馬
製作:
出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和
製作:MASTER MIND 配給:ビターズ・エンド
2023/日本/カラー/DCP/5.1ch/スタンダード/124分/G
原題:『PERFECT DAYS』
邦題:『PERFECT DAYS』
ⓒ 2023 MASTER MIND Ltd.   perfectdays-movie.jp  #パーフェクトデイズ #PERFECTDAYS
公式X(旧Twitter)アカウント:@perfectdays1222

5 Comments

  1. 映画みて数日たったけど こー言う感じで残りあるの面白すぎるしかも留守電 WWW

  2. てか下の硬貨とかの配置主人公の玄関に置いているやつやん。てかタカシ借金していたんや。ほかのキャラバージョンの留守電とかあるんだろうか❓

  3. 「思い出してると、会ってるのと変わんないじゃないですか」
    ああ、とても素敵な言葉だな

  4. いろんな人生があっていろんな形の「完璧」があるんだよね。おれはタカシ君のこと嫌いじゃないですよ 10のウチ3くらいですけど

  5. なんかじーんと来ますね。公開日から毎週観に行ってます。その映画館が今日で公開終わるので20時35分の回に行ってきます。6回目です。終わりがあってよかったです。無かったら毎週永遠に通う所でした。しっかりと目に頭に記憶に焼き付けてきます。早くDVDなり何なりの発売を楽しみにしてます。今日はBOSSのカフェオレを飲みながら、ピースを吸おうと思います。10のうち10咳込むと思いますが。ニコちゃんとケイコさんファンです。ていうか、出てくる方達みなさん素晴らしかったです。今度は今度、今は今!ありがとうパーフェクトデイズ