「日本近代資本主義の父」と呼ばれ、新紙幣にも取り上げられる埼玉県出身の偉人、渋沢栄一。
渋沢栄一の養子、渋沢平九郎は、栄一の妻「えい」の弟で、栄一が渡仏の際、自身の身を案じ後を託した人物です。また、栄一は平九郎のことを、「剣の腕があり、ふるまいは美しく長身で色白」であったと伝記に記しています。

平九郎が幹部として率いた旧江戸幕府軍「振武軍(しんぶぐん)」は、能仁寺を本陣として明治新政府軍と激戦を繰り広げました(飯能戦争)。
飯能市内には、飯能戦争の資料や、戦場から落ち延びた平九郎が立ち寄ったとされる茶屋が今も残っています。

ぜひ2021年は特急ラビューに乗車し、渋沢平九郎ゆかりの地に訪れてみませんか?

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