中国電力で2010年に発覚した点検不備問題。この問題を風化させないため、6月2日、職員が再発防止を誓った。

中国電力は2010年に島根原発で511カ所にも及ぶ点検漏れが明らかになったことを受け、6月3日を「原子力安全文化の日」として不祥事の再発防止と、信頼回復を誓う式典を毎年開いている。式典では、中国電力の瀧本夏彦社長が「誓いの鐘」を鳴らし、安全のために業務を遂行することを誓った。

島根原発を巡っては2010年に発覚した点検不備問題をはじめ、2015年の低レベル放射性廃棄物の虚偽報告問題などが発生していて、6月2日はこれまでの不祥事の概要が説明され、中国電力の職員などは安全の大切さを再確認していた。

中国電力 瀧本夏彦代表取締役社長:
「必要な電気をしっかりお届けするということで、深い反省の下に再発防止に努めるということをやっております。安心安全に対する皆様からの信頼というものを頂戴してまいりたい」

また、瀧本社長は、地域に信頼される発電所として、不正を起こさない・起こさせない決意を持って業務にあたるよう訓示した。

(2023年6月2日放送 ニュースevery日本海より)

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