福島第一原発で放射性物質を含む水が建物から漏れ出た問題で、東京電力は、8日午後から汚染された土壌の回収を始めました。

 福島第一原発で、7日、汚染水から放射性セシウムを吸着する装置がある「高温焼却炉建屋」の外部にある排気口で水漏れが見つかりました。

 東京電力は、漏れたのは220億ベクレルの放射性物質を含む水およそ5.5トンと試算しています。

 当時、装置を洗浄する作業が行われていて、手動の弁16カ所のうち10カ所が開いていたことから、人為的ミスの可能性があります。

 ANNが8日、東電の立ち会いのもと配管から5メートルほど離れた地点の放射線量を測ったところ、毎時4マイクロシーベルトで、原発の敷地の外に影響を与える値ではありませんでした。

 東電は、8日午後から建物の脇に敷かれた鉄板をはがし、汚染された土壌の回収を始めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

9 Comments

  1. アルプス装置の徹底検証が執拗。
    政府、東電のデータの嘘を追及するべき。
    吸着棟何基もそっとしてあるが、それぞれ別の放射性物質の吸着などありえない、
    東電に任せずに第三者が立ち会い。
    アルプスの検証が執拗です。
    学者ではなく装置の開発に関わった人間を選定するべきです。

  2. 幸いなことに、今回は日本本土でのみ起こった。
    除染作業は、この混乱を引き起こした敗者に任せるのではなく、政府機関が行うべきである。