3月3日の桃の節句を前に宮城県丸森町ではかつて栄えた豪商の屋敷に伝わるひな人形などを展示する企画展が始まりました。

丸森町の蔵の郷土館「斎理屋敷」は江戸時代後期から昭和の初めにかけて栄えた豪商の屋敷です。この屋敷に伝わるひな人形などを展示する「斎理の雛まつり」が1月30日に始まりました。

会場の40畳の大広間にはひな壇が組まれ「享保びな」など80体ほどのひな人形が展示されています。

また、七福神や武者人形なども並べられていて、これは、ひな人形と一緒にめでたいものや子供の喜ぶものを飾るという斎理屋敷に伝わる飾り方だということです。

斎理屋敷加藤牧さん:
「当時の斎藤家(斎理屋敷)のひなまつりを再現しているので皆さんに楽しんでもらいたい。華やかな雰囲気を味わってもらいたい」

「斎理の雛まつり」は丸森町の斎理屋敷で休館日の月曜日を除き3月31日まで開かれています。

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