喫緊の課題である使用済み核燃料の取り出しなどの作業が進む東京電力福島第1原発。本紙原発取材班は1月19日、原発内に入り、作業の状況を取材してきました。最新の様子をご覧ください。
 ※04:37~1号機大型カバーの完成が24年度の真ん中くらいで完了、との図表を掲載しておりますが、ホットスポットが見つかったことへの対応で1年ほど延び、25年夏ごろに変更となりました。取り出し開始は28年度中、31年内に完了という計画には変更なし、とのことです

00:00 あいさつ
00:32 高台から1~4号機を遠望
01:51 1~3号機のそばを歩く。排気筒前も
04:29 使用済み核燃料の取り出しの工程説明
05:56 汚染水処理の状況説明
07:29 最も高濃度のタンクなど
08:34 増設多核種処理設備(ALPS)や放出前の確認用タンク群
09:13 ALPS前処理の汚泥貯蔵設備や増設の様子
10:03 取材時の被ばく線量の状況

11 Comments

  1. 取材ご苦労様です。引き続きの報道を期待いたします。御存じとは思いますが、現在でも福一原発一号機では放射線量が高く、天井のウエルには使用済み核燃料392本が残置され、本動画によれば撤去の目安は7年後の2031年という。東電は炉本体を支えるコンクリート部分がメルトダウンで溶融消失し、炉を支える構造物の芯となる鉄骨が冷却水中に露出している映像を昨年(2022年)公表したが、崩壊リスクはあると認めながら、周囲の構造物で転倒・倒壊リスクないとした。同原発建設に若年時に関与した三菱重工の技術者森重氏は、地震加速度300ガル程度(震度6強程度)でも崩壊すれば、使用済み核燃料は周辺に飛散する可能性が高く、他の現在廃炉作業中にある1号機以外の2号機や3号機の原発の冷却も、放出される高放射線の為に維持不能となって爆発の可能性すら生じるとする。 反原発を掲げる団体の多くはこれをスルーしているのは甚だ残念で、能登大地震の後の報道として貴紙もまたこの問題を無視しているように思われ残念です。

  2. いつも配信ありがとうございます❤一度こういう災害にあうと気が遠くなるような
    大変さがわかります💦そして放射線の中で作業してる方に頭が下がります。この
    いろいろ考えるとやはり原発反対です💢今度の能登半島の地震での志賀原発今どうなっているか心配です。私達に本当の事を知らせてくれているようには思えません‼️
    この動画を見終わるといつもため息がでてる私がいます。
    スタッフの皆様大変な取材お疲れ様でした🌼🌸🌺

  3. 1Fの報道は本当に少なくなった。これも原発事故を風化させようという意図を感じる。そう言えば、計画よりかなり遅れていた2号機からのデブリ取り出しはどうなった。今年度中だったはず。なぜ報道しないのか?

  4. 東京新聞原発取材班の方々のおかげで
    現在の現場の状況がわかり助かります。
    今年もよろしくお願いします。

  5. いつも配信ありがとうございます。
    放射線を浴びながらのお仕事、作業員の方は別にして、頭が下がります。
    汚染水の溶接タンク、すべてなくなったと数年前に広報していた記憶があるのですが、まだ残っていたのですね。驚きました。

  6. アルプスで出るスラッジ(汚泥)の放射線量はどの程度ですか?
    アルプス処理でろ過したスラッジやその他廃棄物の最終処理はどうなるんでしょうか?
    それとプール内の燃料棒は取り出すべきと思いますが、原子炉内のデブリは保管先はないでしょうから
    石棺方式にした方が良いと思うですが如何なんでしょう?

  7. どうもです山川さん
    命の危険と隣り合わせの取材
    本当に頭が下がります
    感謝しかありません
    3.11以降 素人なりに色々と調べて
    情報を集めて考えた結果
    私的には やはりチェルノブイリ同様
    石棺しかないと思っています
    撮影編集お疲れ様です♪
    ご自愛下さいませ
    Xで拡散しておきます

  8. 放射線が降り注ぐ危険の中、貴重な取材ありがとうございます。
    廃炉に向けて進んでいるかのように見えますが実際にロードマップ通りには終わらないでしょうね。
    動画にある排気筒は1・2・3・4号機共有のものでしたか?ベントの影響で放射線量が高いのでしょうか?
    また原子炉がある建屋の堅牢性にも不安があります。最悪の事態が起これば作業員が全員撤退することもあり得るのか?

  9. いつも危険なところの取材をして動画にして下さり、ありがとうございます。
    今日、2号機のデブリ採取開始を断念、ロボットアームによる工法の見直しになりました。
    線量はやはり高いのに効いていると麻痺してきて普通に聞こえるのが恐ろしいところですね。
    体調に気をつけて、東電の隠蔽に負けないで、これからも頑張ってくださいね。

  10. 首都直下地震や南海トラフで、まず間違いなく原発で事故が発生するでしょう。
    でも、そのときは、もうこのような事故リカバー処理も、国力衰退のため不可能でしょう。(つまり、日本は滅亡です。)
    数十年前にこの原発を作った人達に、この光景を見せてやりたいですね。
    貴方たちが一生懸命に作った代物は、こんな災難を引き起こしたのですよ、と。

  11. まだ、こんな状態なんだ。画像、動画で見ると実感しやすいです。

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