第6回 新型コロナウイルス感染症 市民公開講座 第2部
第6回新型コロナウイルス感染症市民公開 講座第2部を始めます公演さんは新型 コロナインフルエンザの予防というテーマ で国際医療福祉大学の加藤先生にお願いし てい ます加藤先生のご略歴紹介させていただき ます1995年千葉大学医学部のご卒業 です都立北東病院在職中にサーズの流行を ご経験され振興ウイルス感染症対策を専門 にすること決意されました2005年に 国立国際医療センターに移動され鳥 インフルエンザなど進行ウイルス感染症の 診療を海外で多数ご経験されています こない米国ジョンズホプキンス大学から マスターオブパブリックヘルスを取得され ていますえ2012年からは国際感染症 対策出位長を務められ2014年に発生し た西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行 ではWHOの専門家として現地に2回派遣 されておられます2018年に新設の国際 医療福祉大学医学部の感染症額教授にご 就任され2020年3月に会員した成田 成田国際空港に近い大学病院で新型コロナ ウイルス感染症の患者の診療に関わって おられますオミクロン株の流行当初から 成田空港での検疫でコロナ要請と診断され た患者さんを多数受け入れられましたそれ では加藤先生よろしくお願いいたし ますあご紹介大変ありがとうございますえ 国際医療福祉大学の加藤と申しますええ私 のテーマはですねえこれから患者さんが 増加すると予想されるえ新型コロナに加え て今流行がピークかもしれませんあの インフルエンザもえ加えてですね予防の話 をさせていただこうと思い ますえ予防と一言に言ってもですね様々な えレベルの予防っていうのがあるんじゃ ないかなと思いますえ今日はこの3つの レベルっていうことでですねお話をして いこうと思うんですけれど もまず感染や発病を予防するこれは自分 自身のことですねえさらにえ自分がかかっ てしまった時に周囲に広がらないように するこれも予防の1つじゃないかと思い ますまたえ入院ま重症化というのはま人工 呼吸機が必要になったりするような状態 ですねえあるいはなくなってしまうって こともある病気ですのでこれを予防して いくと様々なレベルの予防があるんだって いうことです ねでこの予防のための手段っていうのは このま4年間のパンデミックを経てですね えだいぶ整理をされてきたあるいは確立を されてきた面がああろうかと思い ますまずえ正しい知識を持っていただくと
いうことでえ今回のこの市民公開講座え 役立てていただきたいと思いますまた マスクや手洗いこれも基本的な感染対策と してえ有効だと思いますまた後ほど述べ ますけれどもえ基礎疾患のある方について はですねえその状態をより良い状態にして おくということもえ重症化を防ぐのに重要 だと思いますまたワクチンえ早期診断の ためのえ迅速検査キットですねえまた高 ウイルス薬こういったものもえ開発え広く 使われるようになってきてますのでこの点 についてもお話をえしていきたいと思い ますで第1部でも話がありましたけれども え昨年ま5月にですねえ新型コロナ ウイルス感染症があ五類感染症にま移行し てえ様々なま社会活動が日常に戻るような あことになってきてるかと思いますで実は あの風症状を起こす場合のですねえ病原体 っていうのは非常に様々なものがあるん ですねでこれはあの三重県がまとめられ てるデータを引用させてもらってるんです けれども昨年の後半7月から12月にかけ て主にお子さんの患者さんでえ調べたもの ですで見ていただきますとアデノウイルス これはあのプール熱の原因にもなる ウイルスですがえかなり長期間ですね要請 者が続いてるのが分かろうかと思いますで 右上のところにはコロナウイルスでえこの 緑のところがいわゆる新型コロナウイルス であり ますただ後半の12月ぐらい11月から 12月を見ますと他の色のコロナウイルス もありますねこれはあの通常の風を起こす 元々人にこう適用したコロナウイルスって のがありましてこれと混ざって新型コロナ ウイルスが検出されてる様子なども分かり ますで真ん中のところはインフルエンザ ウイルスですねで左下はライノウイルスっ て花風を起こすウイルスですけれどもこれ もアデノイルスと同様にえまかなり長期間 えコンスタントにに出続けているまた最近 ワクチンがえ開発されてえ注目浴びてる ウイルスとしてRSウイルスていうのが ありますがこれはむしろ夏場に患者数が 多くて今は落ち着いてるような状況 ですで様々な病原体がありますので ちょっと不安に思われる方もいるかもしれ ませんがま感染経路を取りますと比較的 共通した移り方をしているっていうことが 分かり ますでコロナウイルスま新型コロナ インフルエンザに関しては主に末感染がえ 重要だという風に考えられていますこの絵 を見ていただくと私たちてこの会話をし たりする時にですねもちろん目には見え
ませんこういう細かいエアロゾルの粒子が え口元や花からま発生をしているわけでし てここにあの病原体が乗っかってえ比較的 え短い距離ですねえ1mから1.5m ぐらいのところで吸い込んだあことでです ねえ喉にウイルスがえくっついて感染が 起こるというなこと ですですのでマスクをきちんとですねこの 鼻と口を覆ってえ着用していただく特に この下の図でお分かりのように症状がある 方ですねあるいは感染を起こして ウイルスを持ってる方が着用するとマス クっていうのは非常に有効だということに なりますなのでえ症状が何か喉がおかしい なっていう場合には是非マスクを使うって いうことですねえそれをあの是非やって いただきたいと思いますえまたあの先ほど 長い期間妖精例出てますよって言ったら ライノウイルスアデノウイルスはですね 結構このウイルスの構造としてえ環境で 感染性を失い失わないままえ長く残ってる んですねですからドアノブなどのような ものを触れてその汚染された手で目を こすったりとかそういったことで感染が 起こると言われてますのでま広く風の予防 っていう点ではあの手洗いについても重要 だということを強調しておきたいと思い ますで第1部でも話がありましたけけもえ 新型コロナとインフルエンザはですね かなり症状が似てきているという風に考え てよろしいんじゃないかと思いますまず 潜伏器なんですけれどもウイルスを 吸い込んでま鼻の奥とか喉のところにまず ウイルスが付着してそこからえ感染が 起こっていきますで症状が出るまでの期間 を潜伏期間と呼びますけれどもこれが大体 ですねえ23日になります非常にあの短く なっているんですねえパンデミックの当初 は5日ぐらいでしたので非常にこの ウイルスが体の中で特に蒸気動と言いまし て喉の辺りでえ増える能力が高いのが現在 のえオミクロン株というもの ですで発症した時点でかなりまウイルスは もう増えてるんですがえその症状が出て数 日ですねえ全身症状と書きましたけれども これが高熱や筋肉痛などの症状ですでえ蒸 気動症状と書きましたのはあ喉の痛みや美 problemですねこういったものは熱 が下がってからもしばらく続くのが普通で あり ますで数日でピークに足した後ですねえ 多くの方でもウイルスは減ってきて だんだん回復に向かいます熱も下がること が多いでしょうで感染性のある期間は大体 5日間ということでインフルエンザも
コロナもえ例えば学校の席出席の停止基準 などはですねまほぼ同じような内容になっ ておりますなんで5日間まではえ外出を 避けてですね他の方へ広がらないように するていうことを是非やっていただきたい と思い ますでこれはあの一部でもあの詳しいおが ありましたのでえよろしいかと思いますが オミクロンが登場したっていうのが日本 国内ですと2022年からですねでそれ 以前のアルファとかデルタの時代に比べる とかなりえ感染しやすいあと症状の スピードも早いということが言えるかと 思い ますでこの変異化によってえ症状が変わっ てきてるっていうことですねこれもあの第 1部でえ津先生が詳細にご説明されてまし たのでそちらも是非見ていただきたいと 思うんですがまずえ嗅覚味覚障害っていう ところですねこれは左からえ武漢株という ま2020年の頃に流行したものえその次 の水色と緑がアルファえデルタで2021 年の流行時のものですねそれでオレンジと え紫のところがえ200022年の オミクロンのものですけれどもえ左上を見 ていただくと味がしない匂いがしないって いうことを訴える方の ええ率がですねえ下がってるということ ですなので匂いがしないっていうこえ匂い は保たれてるってんですかね嗅覚に異常が ないってことはあのコロナではないという 風には考えないでいただきたいと思います あとその隣に示してるのが全身症状え皆 さんも経験があるかと思いますけれども インフルエンザなどでもえ頭痛がしたり感 あるいは節節が痛いといったような症状 ですねこれに関してはむしろオミクロンに なってからえ少し目立つような傾向がある とも言われていますただ1番注目して いただきたいのがま下の風症状ですねえ くしゃみ鼻水鼻詰まり美の症状が以前より やはりなっていると思いますあと強い喉の 痛みを訴えるっていうこともえ以前の株に 比べるとえ多くなっておりましてえまず喉 の痛みから症状が始まるなんていうことが えよくありますのでえその後熱が出てこ ないかどうかといったようなえ体調につい てですねえ注意深く観察しながらえ数日を 過すっていうなことが大事かなと思い ますでただほとんどのの方はですね え継承で自宅療養で特に医療機関も受信し ないで回復される方がほとんどだと思い ますけれども入院する患者さんがまた昨 年末から増えてきてますえ私が担当した 患者さんでえまこんな患者さんがいたって
いうことをえ少し紹介したいと思います 80歳の男性ですねえ廃機種という元々肺 に病気のある方なんですが2日前から高熱 え呼吸困難になるまで非常に早いですねえ その後救急要請をしてるワクチンをこの方 受けてたんですけれどもえ最終摂取からも 1年以上の間が空いてたということです またえ70代の男性の方この方糖尿病やえ それに伴うえ腎臓病もお持ちの方でえ複数 の基礎疾患がある方ですねこの方はもう 今朝から高熱がが出てえ動けなくなって しまったっていうことなんですねなので これはインフルエンザでもえ高齢者でよく 見られる症状ですけれどもえ高熱でも動け なくなっちゃう全身症状ですねでこの方も ワクチンは3回受けてらっしゃったんです が最終摂取から2年ま経過をしていたと いうところに注目していただきたいと思い ますで外来の患者さんではえ再感染の方も 増えてはきておりますが特に入院される方 にを見ますとですねまだえ初めてかかった だろうと思われる方がえほとんどですえ 特にこういった高齢者の方にはえ5類とは なってもですねまだまだ手強いウイルスだ ということをえ是非忘れないでいて いただきたいと思い ますで今高齢者の方入院された方をご紹介 しましたけれどもえ重症化のリスクという ことでこれもですねインフルエンザと新型 コロナかなり似通ってきてると言っていい かと思いますあるいはRSウイルスを取り ましてもえ似たようなえ基礎疾患あるいは 高齢ですねえ免疫不全これはいろんな治療 上そのような状態になってる方も含めてに なりますけれどもえこういった方はえ重く なって入院が必要になったりえ場合によっ てはなくなってしまう原因にもなるという ことですまた妊婦さんえインフルエンザで は特に乳幼児の方ですねえ肥満傾向の方 などもえ注意が必要ですでこういった えなかなかあの年齢はとても変えられる ものではもちろんありませんし基礎出荷に ついてはコントロールのいい状態にしてお くってことはなんとかかりの先生とできる かもしれませんがやはりワクチンていうの が有効な手段だよっていうことを強調し たいと思いますえこれはアメリカのえ データになりますけれども一昨年の9月 から昨年の8月にかけて1年間ですねえ 長期に追跡をされたものでえ今使われてる ワクチンとはえ違って2科ワクチンていう もののえ追加摂取の効果をえ見てるえ研究 になります初回摂取というのはこの メッセンジャRNAワクチンを政治の場合 ですとえ2回まで完了した方ですねでこれ
を見ていただきも上が入院をどれぐらい 防げたかっていうところですね未摂取の方 と比べて20%防いでるよということです えところは追加摂取をしますと摂取後2 ヶ月ぐらいまで えこの右の方に行くほどえ有効率が上がる んですが70%ぐらいまでえ5050% ほど有効率がえ増強されてるのが分かるん じゃないかと思いますただその下を見て いきますとえ2から4ヶ月あるいは4から 6ヶ月経つごとにこの効果はだんだん薄れ ていってしまうっていうことなんですね 重症化についてはその下になりますけれど も入院に比べますと有効率え6ヶ月の ところまで1番下のところですがえ減り方 はゆっくりであるというところが 読み取れるんじゃないかと思いますでこれ で分かることは少し症状が重くなってです ね入院を防ぐ効果というのはま半年からま 1年ぐらいかけてどんどん減ってきてしま うっていうことなんですねえそれに比べる と重症化ま人康呼吸を使うまでの え重さになるのはえワクチンの効果は比較 的長く続いてると言えるんじゃないかと 思い ますでこのワちあの是非その高齢の方基礎 主観のある方などは検討していただきたい んですがえ国の方でもまだこの予防摂取法 に基づいたですねえ特例臨時摂取っていう のが継続されておりますえ今年の3月末 までですけれどもま今これから患者さんが 増えようとしてますのでこの令和5年秋 接手ですね xbb1.5対応のえ一家ワクチンという ものをえ追加摂取をご検討いただきたいと 思いますで現在の摂取率はえ全体ですとえ 20.7これはま6ヶ月以上の方え成人 含めて全体だと2割ぐらい65歳以上の 高齢者の方はえ大体半分ぐらいの方が受け てるということですのでえまだまだえ受け ていただく機会が続いてますのでえご検討 いただきたいと思い ますでもう1つですねえ重症化を予防する え入院を予防するという手段として高 ウイルス薬というのがありますこれ インフルエンザではえ皆さんも多分ご存知 でえ実際に内服をしたなんていう方も多い かと思いますで新型コロナに関してもまだ 数は限られておりますがえコグス薬がえ出 ていますでこれを見ていただくとこれは オミクロン以前のえデータになります けれども1番右の免疫不全の方ですねこの 標準ケアというのはあ点滴をしたりま酸素 を投与したりとかそういったようなことに なりますけれどもえ高ウルス役
えですねえこれに関してまこれは外来の 患者さんを主に対象にしておりますで受信 をして高ウイルス薬を使った場合ですと 入院した患者さんが1000人あたりま 通常の対象薬ま下熱剤とかそういうもので ケアをした場合ですとま1000人のうち 60人が入院したんですけれども9人まで 減らせてるということであり ますただこの薬はあこいうインフルエンザ 薬とも同同様でですね発病からすぐに使わ ないといけないんですね一応5日以内でえ 適用ということでえ症状に応じて え担当員の先生が出してくれると思います けれどもえ今オミクロンになって非常に こうスピードが上がっております病状の 進行がですねなのでえ1日でも早くえ内服 を回収した方があいいわけでしてえその ためにはえ早期診断えのえ検査というもの を使うということになりますで今のあの高 ウイルス役はですねえ特に入院しやすい方 え高齢者ですとか基礎疾患のある方が主な 対象になりますでえ早期診断についてはあ 高原検査キットこれを使っていただくん ですけれどもこれもこのパンデミックを 通じてえまインフルエンザの時はですね 医療機関でしかこの検査はできなかった わけですねえただ市販のえ検査主役という のがえ販売をされていますえここにあの 厚労省のえ消費者庁のポスターを示して ありますけれども対外診断表用医薬品とし てですねきちんと承認されてものをえ使っ ていただいた方がいいと思い ますまだ価格がちょっと高いなと私自身も 思うんですがえこの診断キットを使うこと でですね性能としてはあのかなりいいと 思いますのでえご自身でもできますコール 役の開始の参考にもなりますしこれは病が あったり高齢の方ですねあるいは周りへの 感染を防ぐという意味でもえこういった ものをえ使っていただくといいのかなと いう風に思い ますでこれがあの今日のえまとめの スライドになりますえ3つのレベルのえ 予防のお話をしましたけれどもえ自らの 感染や発病を予防するえこれはマスクま 手洗いといったものですねこれはあの 決してま100%の対策ではないんです けれどもえこういった対策を組み合わせて え予防していくことができますまた ワクチンもえ有効ですが数ヶ月でえ効果は 薄れてくるていうことになりますまた周囲 の感染予防については少しでも調子が悪い なという喉がおかしいなっていう時にはま マスクをえ着用するえ手洗いをするま ワクチン
も効果が減弱する面はありますけれどもえ 有効な手段だと思いますまたこういう簡易 検査キット迅速キットを使ってえ自分が どういう病気にかかってるのかっていうの を自己診断していただく医療機関書かれる ようだったら医療機関にかかるっていうな ことをえ周囲の感染の予防のために行って いただきたいと思いますまた入院や重症化 死亡を予防するですねこれはもう高齢の方 や基礎疾患のある方がえ対象になります けれども是非ワクチンを検討していただき たいっていうことですねま現時点ではこれ がえ裁量の手段の1つだろうと思います また高ウイルス役もえ状況によっては発病 から数日以内の状態では使えますののでえ 早期診断ですねえそれと合わせてえ使って えいってですねえなんとかこのえ流行え 乗り切っていければと思います私から以上 ですご清聴ありがとうございます ありがとうございますあの今シーズンは インフルエンザの流行が比較的早かったと いうニュースを耳にすることがあったん ですけどこれについては先生はどう感じに なられますかはいそうですねえっとはい 大変興味深いっていうかインフルエンザが えま10月もうちょっと早かったかもしれ ませんがえ患者さんが増え始めてという こと でやはり感染症っていうのはですねなんか こう病原体と私たちの免疫のこう戦いで 起きてるものだと思うんですねで私のえ 記憶の限りでは2009年っていうのが ですねあの新型インフルエンザが流行した 年だったんですねあのメキシコでえ豚 インフルエンザのえ由来の新しいウイルス 株が出現してえパンデミックを起こした わけですけれどもあの年もですね確か9月 ぐらいからえ沖縄ではちょっと流行状況が 違ったかもしれませんがあの時とま少し似 てるような感じがったあの時はウイルスの 方が大きく変わったっていうことが理由と されてえそれでま納得できるんですけど 今回はウイルスえあの時ほど変わってない んですねなのでどちらかと言いますと やはり3年間ほぼ3年間のインフルエンザ の流行がほとんどなかったですよね日本で はなのでえっと私たちの免疫っていうのが やっぱり下がってしまっ て普段気がつかないんですけれどもこう 病原体に耐えずなんかさらされ るってことがですね私たちの免疫を鍛え てるというかそういう面があるんじゃない かなと思いますので私はこの インフルエンザの流行もえ関節的なという か隠れたあの新型コロナの影響ですね
おそらくマスクをしっかりしたりとかそう いったあの渡航を制限したりとかですねえ そういったことの影響でまた増え出してる という風に考えてますうんあの私たち報道 機関もなかなかこう変異株というものに ついてお伝えすることが少なくなってきた ように感じてるんですけれども今現在の株 にワクチンというのは対応してるんですか はいえっとそうですねあのあの第1部でも え四柳先生がお話しされてたと思うんです がえっと基本的にはですねオミクロンて いう系統の中で変化を起こしてるって状態 が2年続いていますはいあのデルタから オミクロンに変わったような大きな変化で はないんですねで最近増えてるそのJN1 っていう新しい変異株についてもあの今え 一家ワクチンとして提供されてる株の xbbとですねえそれほど大きな差がない と考えられてまして今この臨時摂取で使わ れてるワクチンはこれから増えることが 予想されるえJN1にもあの有効と考え られますのでその点は安心して摂取を受け ていいのかなと考えていますはいあの コロナとインフルエンザに同時に感染 するっていうことはあるんですかえっと ですねそこは えかなりま確率の問題というかですねま まさに今あのコロナの患者さんも増えて インフルエンザもえピークにあるのかって いう状況ですけどもまずあの起こりやすい かっていうとそういうことは極めて稀だと 思います同時にですねウイルスがあさっき も申し上げたように潜伏機とかもかなり似 てますよねほぼ同時にウイルスがこうえ 入ってきて同時に増えるってようなことは あの極めて稀と考えていいんじゃないかな と思いますあの素朴な疑問なんですけど 病院で勤務される方っていうのはその あらゆる感染症の方との接触の機会って いうのが一般の私に比べてま絶対数が増え てしまうと思うんですけど何かこう特別な 対策とかはされてるんですかえっと医療 機関の中でかねえっとそうですね医療機関 の中ではまだですはいえっと街ほどですね えなんていう例えばマスクの着用などを 取ってもえほぼ常時マスクをつけてるよう な状況です症状のうに関わらずですねま 早く外したいう意見はあってま医療期間に よってはあのそういったものを緩和して いく方向だとも聞いておりますが少なく 党員ではまだマスクをこう厳重にやってる えていうよなところでそれある程度 やっぱり効果があるんだろうと思います ありがとうございますはいえところでかや ちゃんの察ははいこの4年間で大きく
変わりましたか記録によりますと2021 年6月15日からかやチャンネルを解説し ておられますがコロナで自宅にいることが 多くなったことも影響してますかはいあの 私個人の話になりますありがとうござい ますあのそうですね解説そのものがま コロナの自宅待機と関係してるかと言わ れるとちょっとまそこはあまり関係ないの かなという風に感じてるんですが結果とし てま在宅勤務であったり自宅待機の方が 増えたことによって見ていただく機会知っ ていただく機会が増えたのかなというのは 感じてますはいはいえステイホームで沈み がちな国民に元気を届けていただきました ねありがとうございましたありがとう ございます加藤先生ありがとうございまし たありがとうございまし たそれでは総合討論に移ります総合討論で は2つのポイントに絞りたいと思います1 つ目は新型コロナの残された課題です公園 位置でも触れた内容ですが年末から増えた コロナの新規感染者数ですがこれからも 増えてはヘリまた増えてはヘリということ を繰り返すのでしょうか新型コロナがこれ からどうなっていくかを話したいと思い ますまず四柳先生からお願いしますはい ありがとうございますこれおそらくどなた にとっても本当の答えは分からないすごく 難しい問題だと思いますただえっとま我々 3人あの講演をしてまあの新型コロナ ウイルス感染症の臨床像が微妙に変わって きてるという話が出てきてたと思います すなわちあの1番最初の頃の本当に肺炎を 起こして何もの対処の使用がなくて重症化 していくという風な状況から少しずつ症状 は軽くなってきてそれとともに実はその あの花だとか喉だとかそういったような 蒸気道にあの少しずつそのあの病変の取が 移ってきてるっていう風なことはあると 思うんですつまりゆっくりとあのま通常の 風に近づきつくあるけどもまだまだ症状は 強いというのが私自身は今の新型コロナ ウイルス感染症の特徴だと思っていますで そういったことを そのま微妙にウイルスの変異が繰り返さ れることにやっぱり起こってるという風な あの状況ですからそういったことを総互的 に考えるとまあの新型コロナウ感染少し ずつやはりその通常の家庭に近づいていっ てただえっとその過庭にいくつかの流行を 繰り返していくという風なことであの何度 も同じようなことを申し上げてるような気 もして私自身も気が引けるところだと思い ますけどもあのやはりあと何年間かして 少しずつやっぱり収まっていくのではない
かなという風に私自身は考えて ますでは加藤先生よろしくお願いします はい えっと柳先生もおっしゃられてましたけど なかなかどうなるかえ見えないところが あると思いますえ今患者さんが新型コロナ 増えてますけれども あの増えるまではですねこう患者さんが ほとんど見られない時期が結構今までに なく長く数ヶ月ぐらいあったように思うん ですねなんで波の感覚がちょっとは空いて きてるえような気がしておりますでWHO ののえ基本シナリオっていうのが2年 ぐらい前に出てたかと思うんですけれども 病原性をが弱まりつつですねえ季節性の 流行に移行してくだろうというような シナリオがあってまその方向に向かってる のかなと思います えただあの一部でもあの四先生世界の状況 を見せてあの見せていただきましたけれど もあの南半球の状況ですねちょっと オストラはニュージーランドでえ今向こう は夏のはずなのでそこで小さなま波が来て るってことを考えますとちょっと我々も この夏はま油断ができないのかなえただ数 年かけてま冬だけに流行るような状況に なればいいかなというこれまあの期待も 含めてですけれどもそんなシナリオを考え ておりますはいありがとうございました それでは津先生お願いしますますはいあの ま私もえ四先生加藤先生のご意見と基本的 にはあの同じように考えておりますえま 日本の場合を見てみますとえゴイになる前 まではですねあの流行を減るごとにこう波 の大きさが大きくなってきていましたけど もえだんだん日本の日本でもえコロナに 感染したことのある人の割合というのがま 半分を超えてですねえそうするとえ まコロナオミクロンに対する免疫を持つ人 もまだんだんと増えてきていてでえ海外の 状況とかを見てみますとこう波の大きさが だんだん小さくなってくるような国もです ねえ先進国など見ると多くなってきてます まですので日本もえそのようになっていけ ばいいなという風に思ってますがまこれは やはりあの人側の要因とま加藤先生も おしげましたけどまウイルス側の要因が あって変異株の種類によってはあの今まで 感染した人もですね要因に感染してしまう ということがありえますのでまこう減って きたかのように見えても変カムの修理に よってはまたこう波の高さが大きくなっ たりとかですね起こることがあり得ると 思いますのでなかなかその人間側であの 努力できることとえなかなか予想できない
点もあると思いますのでまあの重症化する 人の割合は基本的にはこのまま減ってい くっていうことがあの可能性は高いだろう という風に思っていますがえま流行をどれ ぐらい繰り返していくのかえ波のがどう なるのかこの辺りはなかなかちょっと予想 が難しいところなのかなという風に思って い ますはいありがとうございましたコロナの 残された課題に罹患語症状いわゆるコロナ 感染行為症があります診断法の確率や治療 法の開発など難しい問題はあると思います が楠先生もう一度現状を教えていただけ ますかはいはいありがとうございますえま 行為症罹患語症状ですですねまこれについ てはあま先ほどあのお話ししました通りま 多くのことが分かってきている一方でえ まだまだですね課題として残っていること がありますま例えばあの診断基準がですね まだ確立していないというところがあり ますえ定義を見てもですねえ例えば発症し てえ2ヶ月の時点で症状が残ってる人を 行為しという3ヶ月の時点で残った人を 行為しというちょっとあの期間とか国に よってですね定義が様々であったり あるいは行為症と診断する方法が今の ところ確立してないんですね基本的にはえ この疾患でもないこの疾患でもないじゃあ 残るものはやはりえ罹患語症状ですよねと いうまいわゆる除外診断という風に言い ますけど他の疾患でないことを証明した後 に罹患語症状だろうという風に推定すると いう手続きを踏む必要がありますのでま そういう診断えができ難しいという問題が ありますえそれに加えてですねやはりえ 治療えそして予防の方法がですね確立して いないということがありますえ行為症理管 護症状になってしまった方については今の ところそのじゃどうすれば症状が早く良く なるかっていうのはまだ現地点ではよく 分かっていないというところとえ予防です ねあの感染した後にえ予防することは 難しいんですけど感染する前の時点でえ ワクチンを打っておけばえその後ですね 行為症になりにくいだろうということは 分かってきましたですのでえま事前に ワクチン摂取をしておくということはこれ はま罹患護症状になりにくくなる重要なえ 予防策だろうということが分かってきまし たでもう1つはですね最近あの注目を集め ているのは感染してしまった時にえ感染し てもうなるべく早いタイミングで高 ウイルス薬ですね薬をええ飲んだ人と飲ん でない人と比べると薬を飲んだ人の方が その後行為症罹患語症状が起こる人の割合
が少なかったという研究がまいくつかの薬 の研究でですね出ていますまただしこれは あの後から振り返ってえま後ろ向き研究と 言いますけどまそういったデータで取られ たものであったりあるいは本来そういう 行書の研究をするつもりじゃなかった研究 の中でえまあえそちらの方もたまたま見て みてえ行為書が減っていたというなデータ になりますのでま今のところまだこの辺り はですね結論としては出ていませんがもし かしたらコロナになった時にですね早く 診断されてえ早く治療することでですね 行為症が減るかもしれないということで この辺りは今後のですねえまあ解決される べき課題なのかなという風に考えており ますはいありがとうございましたええかや ちゃんはアナウンサーという職業からこの 4年間はスタジオなどの感染対策でご苦労 されたのはではありませんかそうですね 私自身はま日常のその基本の感染対策をし てきたという感じなんですけどどうしても マスクを外してお伝えしなければいけない という職業なのでスタッフの皆さんにこう より厳重な感染対策マスクをにして いただくとか定期的にアルコール消毒をし ていただくとかアクリル版を設置して いただくとか本当に厳重な対策を敷いて しまったなというのは感じていますあの 先生方にちょっとお尋ねしたいんです けれどもこの先私たちが日常生活を送るに あたってどんなことに気をつけていけば いいですかはいでは吉柳先生加藤先生の 順番でよろしくお願いしますはいご質問 ありがとうございますあの今のお話非常に あの気をつけてらっしゃったことが分かっ たと思いましたでえっと私たちはやっぱ これから何を気をつつけるかっていうこと になった時に1つはあの自分を感染から どうやって守るか今の例えばアクリル版を 立てていただくとかそういったお話って あのスタジオにいらっしゃる方をどうやっ て感染から守るかっていう風なことがあっ たわけですけどもまあのそういったこと あるいはご自分が鳴られた時にそ重症に なったりあるいはその理護症状が出ない ようにどうやって守るかっていう風なこと が2番目そして3番目はやはり自分の周囲 の方をどう守るかっていう風なそんな観点 それぞれ必要だと思うんですねで1番目の もちろんそのあのご自分がのかかりにく いっていう風なことに関してはやはりの 私たちが基本的感染対策って言ってきた ようなやはりの手洗いにしてもマスクにし てもそういったことがどうしても基本には 入ると思いますもちろんのいつもそのあの
マスクをしてなければいけないってことで は全くないわけであのま新型コロナ ウイルス感染症の基本は変わってないわけ でそうすると換気の悪いところ空気が淀ん でいるところに例えば15分なら15分 っていう風なある一定の時間見置くという 風なところにまあの感染のリスクがある しかもそういったことはまあの市中に新型 コロナウイルス感染症が流行ってない段階 では起こりにくいということになります からま感染をしやすい状況にご自分を置く 時には感染対策を取るという風なことが1 つだと思いますしもちろんあのワクチンは 完全に予防するものではありませんけど ワクチンも大事だということになりますで ワクチンはその2番目の重症化を防ぐと いう意味でもまあの非常に大事なものと いう風なことになると思いますけどもただ 今楠野先生で分かったようにどういった人 があの罹患護症状まあの感染をした後ま あのいわゆる行為症と言われるものは残る かっていうことは実は分かってないんです ねうんですのでそういったことことを 考えるとご自分で心配な方はやはりその書 られた後は早めにそのあの薬を飲んで いただいてそういったことを少しでも0に はなりませんけどもリスクを落つような 工夫をされるという風なことがやっぱり 大事だと思いますで3番目はやっぱりご 自分がどういった方と特にあの家族と同居 されてる方の場合にはまあの65歳以上が 典型だと思いますけどもそういった高齢の 方あるいは免疫が弱い方そういった方と 同居されてるかどうかとという風なことを お考えいただく必要があると思いますもし 自分がかかったという風に思われた時にま どういった風にしてその方を守るかという 風なことをま考えて行動するという風な ことが必要でまいずれにしてもその方の 置かれたような個人的な状況あるいはあの 個人の健康状態あるいはま再集的にはの どういった方と一緒に生活してるかそう いっったことに応じて柔軟にやはり考えて いくていう風なそういったことが大事のか なという風に思っておりますはい ありがとうございます あはいえっと私からはですねえそうですね なかなか日常の生活コロナ前に戻すって いうことに近づけてえいくっていうのが 社会の流れになっておりますがえまだまだ ですね例えば救急車を呼んでもなかなか来 てもらえないとか医療機関の現場に降り ますとまだコロナの影響っていうのがえ色 残ってるという中でえ周囲へ感染を広げ ないというところに力点を置いてくといい
のかなという風に考えておますそのために はですねやっぱり自分の体調えちょっと喉 が変っていうようなところから始まること も多いですしえやはり自分を至わ るっていうかですねえ自分の体調の管理と いうか観察をえしていただいてなんか体調 が悪いなっていう時にはさっとこうマスク をつけてえできるだけこう接触を避ける ようなことですねえそういったことをえ 少しずつ積み重ねること結構大きな違いに なってくるのかなと思ってますあと公園で もお話をしましたけどもえ高齢やえ あるいは思い基礎疾感を持ちの方はえ ワクチンのえ追加摂取をですね是非検討し ていただきたいっていうところになるかと 思い ます ありがとうございますはいありがとう ございましたえそれでは総合討論2つ目の 課題でこの4年間で得られた教訓をもに次 のパンデミックに備えるですえお1人ずつ のお考えをお聞かせくださいまたこの4 年間を振り返り心の中で思うことも合わせ てお話しいただきます かでは四柳先生 からはいありがとうございますまあのまず この2年間あまりにあたってこういった ような機会を今日6回目という風なことに なりますけどもま持たしていただいてま あのいつも同じメンバーでナサーの方以外 はあのされてきたわけですけども本当に いい学びの場を与えていただきましたしま あのいろんな方から見ましたよっていう風 なことに言っていた勉強になりましたよっ ていうこともいいていますからまそういっ た機会をいいたことにまず最初に感謝 申し上げたいと思いますまその上でえっと 私自身があの感じてることをいくつか 申し述べたいと思いますえっとまあの おそらくの人類が本当にパンデミックって いう風なことを経験をしたのは特にその あのこういったような急性のあの呼吸感染 者で関係したのはもうスペイン風以来と いうことになりますから私たちは誰も おそらく生きていない時代のことという ことでま初めて私たちはこういったことを 実際には経験をしたということになると 思うんですでただその1914年のことと は違って我々はあのまいくつか非常に 大きな進歩をしてきたまその最も大きな ものはやはりメッセンジャーのワクチンだ と思いますけどもそういったものはできる ことによって本当にたくさんの方が救われ たと思いますまたこの間結局あのま科学者 を中心としていろんな方が
コミュニケーションしていただいてできる だけ情報を共有していただいて早く対策を 立てなければいけないっていうことをして いただいいたまそういったことも非常に 大きかったかなという風なそれは生の側面 ですただ一方でやっぱりあの負の側面も いくつもあったと思います日本はまあの サーズにしてもまマズにしても経験があり ませんでしたそしてあの2009年にの いわゆる新型インフルエンザが来ました けどもこの時もいわばそのあの今まで培っ た知識経験あるいはリソースみたいなもの をま薬も非常に豊富にありましたしそう いったものを使って実は思ったよりも日本 はそういったことを容易に優等生のように して切り抜けた国だったと思いますただ 今回みたいなような診断も実はできないで 薬ももちろんないそういった段階で今回は あのわは丸越の状態で私たち向かわなけれ ばいけなかったわけですからそういった 意味では世界の他の国と比べても日本に とっては大きな試練だったと思うんです ねでそういった中でまいろんなあの問題点 があの出てきましたでその具体的なことは あの私の方から今は時間のこともあって 言いませんけどもまそういった何が問題 だったのだろうかていう風なことを私たち みんなで考えていってこれから備えると いう風なことは1つ大事なことだなという 風に思っていますでもう1つやっぱりどう しても申し上げておきたいのはやっぱり デジタル技術とどういう付き合っていく かっていう風な私たちの問題だと思います で今日もこんなような形での収録をして いただいてこれをいつでも誰でもどこでも どあの皆様がご覧になれるようなそういっ たことがテレビ局ではなくてもできるよう になったっていうことはこれ本当に 素晴らしいことだと思っていますただその 一方でやっぱデジタル技術の進歩っって いうのはSNSが典型ということになり ますけどもまいろんな弊害ももたらしたと 思い ます要はあのご自分で何でもそのあの考え たことをあの聞くこともできる発信をする こともできるまそういったことで拡散を することすら自由にできるという風な時代 になりましたということは私たちはそう いったような候補技術デジタル技術を使っ て実はそのあの人を傷つけることもできる という風なそんなようなことを手に入れて しまったていう風なことになりますでそう いったことがまいろんな場所であの行われ てきたことを私たちも見てきましたしま これからはそういった私たちが手に入れた
デジタルの技術をどうやって使っていけば いいのかという風なことがま非常に問題 だろうと思いますま今日この時点では1月 8日という風なことであのノトで震災が 起こってからまだ1週間の段階ですでその 段階で何が起きているのか多くの人たちが どんな大変な思いをしているのかっていう ことを実は私たちはそういったデジタル 技術を使ってすぐに知ることができる そんな時代にもなりましたそしてま震災 以来の例えばあの石川県の馳知が入られて 毎日のようにTwitterでそのあの 情報を発信をされてま人を励ましていく そういったうな使い方も実はあのSNS っていうのはできるっという風なことを私 今まさに目の間のあたりに見ていますと いうなことで本当にそのあの苦しんでる方 まあの新型コロナウイルス感染シもそう ですし次のパンデミックもそうですけども そういった方にどうやってこのデジタル 技術を使ってでそういったのために あるいは私たちがそういった人のために何 ができるのかていう風なことを考えるよう なそんなようなあの電車技術の使い方が できればいいなという風に私は思っており ますはい以上が私の感想ですありがとう ございまし たはい加藤先生お願いしますはいえっと私 もこの市民公開講座ですねえ6回目という か最初からえ出させていただいてえまさに このパンデミックと歩みとえこの公開講座 おりおりにま情報収集して分かりやすく 伝えてってことをやってきましたけれども ま大変だったなというのがままず一言です ただ4年からもう少しですねえ20年とか 例えば私がこの領域に関心を持った きっかけであるあの2003年のサーズえ ここから考えてみますとやはりワクチンが 比較的短期間で開発されたえま高ス薬 あるいは重傷者を救うためのステロイドの 有効性を示したりといったようなやはり 確実に進歩してる面はあるんだろうと思い ますえただやはりこの4年間の パンデミックでま私感染症専門する立場と してはえコロナウイルスがパンデミックを 起こしすっていうのは私も含めてあまり 感染症の専門まインフルエンザウイルス だけだろうと思ってたようなところがあっ てそこがあの想定仕切れてなかったって いうでしょうかあのまたパンデミックの 途中でも非常に電波性の高いオミクロンが あ急に登場したりですね本当に予想がつか ない展開であったと思いますまだまだえ 想定できないようなことが起こりうるえ これがあのこれだけ世界の人口が増えて
ですね飛行機もえ各地に飛ぶような状況だ とえ頻繁に起こるようなことも考えられ ますのでもっといろんなことを想定し ていかないといけないのかなというのが 感染症の専門としてる立場であのま反省も 含めてですねえ感じてるところ ですまたあの一臨勝位というんでしょうか まあの成りたくこのそばで新しい病院を 解説とちょうど重なりましてですね なかなか医療の現場ってのやはり キャパシティが非常に限られてるんだって いうのをえ痛感いたしましたこれも是非え 市民の皆さんにこれからの医療ってことで もですねもう普段からあの病床をいっぱい にして頑張ってるようなところでこういっ た急に患者さんが増えるような時にうまく 対応できないというのがあのこれは日本に 限らず世界中で当てはまることなのかも しれませんえま医療関係者も広く取ると ですね今回例えば保健所の方がえ患者さん の入院を決定するまええま県の本部であっ たりそういったところがですねま本来そう いう仕事はえ行政関係者がやることでは なかったのかもしれないんですが一時そう いうようなえ感染性を根拠に入院を決める んではなくて重症の判別取り味までえし ないといけなかったというようなあ状況が あったかと思いますのでいかにこの地域で え医療機関が連携してそれ誰が コーディネートするのかっていうのはです ねえこの20年振り返っても薬は開発進歩 したと間違いなく言えますけれどもそこの 時点は実は2003年の時と同じような 混乱がまだあるのがま現状だったのかなと 思います えまそういったことをあのどのようにして いったらいいのかっていうのがま広くこれ から議論してってもいいのかなと思います あとはえま大学にいる立場としてですねま 学生など若い世代にまどれぐらいこの パンデミック伝わったかな100年に一度 としますと医師のキャリアとしてもえ1度 経験するかしないかぐらいのことなので まさにこのパンデミックのさ中で経験する しかないんだと思うんですねま訓練なども もちろんあのこれまでもしてきたわけです が えま最近も羽田空港などの事故もあってえ あるいはノの方の地震まいつこういった ことが起きるかわからないって状況で えその場で経験するしかないんですけれど もどうしてったらいいのかなと答えが出 ませんがま感染症の領域ですと私エボラ 対策でアフリカに行った時にですねやはり マラリアなどのま通常発生しててる病気で
亡くなってるお子さんとかがかなりいるん ですよねなのでま日本っというこう感染症 がかなりコントロールされた社会にいるま 我々ま医療事はですね多分途上国などで そういう感染症の経験をえする一定機関 するみたいなことをですねま感染症呼吸機 専門に限らずいろんな領域の方が海外に出 てもっと日本より厳しい状況だったところ のえ状況あの一緒に経験しつつですねえ 最終的に日本での対策に行かせるような ちょっと長期的な視点でなりますがそんな ことをあの考えました以上ですはい ありがとうございますそれでは楠先生 よろしくお願いしますはい え私もあのま第6回でこれでま最後という ことで少し寂しいような思いがありますが あの本当にえこのまあの尊敬す先生方と ですね一緒に6回えできたということは 大変ありがたいと思いますしあとはまあの やっぱりこうこれで完結ということはま やはりコロナがですねあのま世界でえま だんだんと脅威ではなくなってきていると いうことだと思いますのでまそれはあの とてもいいことかなと思いますやはり最初 はですねまだオミクロンが登場する前だっ たんじゃないかと思いますがワクチン摂取 始めた頃くらいでまだどうなるのかよく わからないといういうところからえ市民 公開講座が始まってまその後あの オミクロンが登場してですねますますこう 混沌としてきてということがありましたが ま今はですねだんだんとま重症化する人も 減ってきてというところで えまあだんだんと落ち着いてきている状況 なのは間違いないかなと思いますで日本の この4年間振り返ってみますとあの海外と 比べるとですねえま亡くなった人人口 あたりの亡くなった人の割合とかははあの 先進国で見るとかなり少ないんですねです のでそういうことを考えるとやはりまあの もちろん国民性ということがあの大きいの かなと思いますしあの皆さんのその やっぱりえ市民の皆さんの感染対策えが ですねえまそういう結果に繋がったのかな という風に思いますでえませっかくですね 今回このコロナのパンデミックというもの をま経験してえ感染症というものにですね えま多くの人がえ感染症をま嫌が大にも ですねま知ったということを経験されたと 思いますのでえま今後もあのパンデミック が起こるえ可能性というのはま引き続き あります別の感染症でパンデミックが 起こるという可能性ありますのでま 引き続きその感染症に関するやっぱり基本 的な知識というものはあのまこれからも
ですねましっかりとえ持っていただいてえ ま例えばえその学校での教育とかとかです ねそういうところにもま是非感染症の教育 とかがですね入っていくといいのかなと いう風に個人的には思っていますまその 感染症に対するまリテラシーというかです ねそういうものを国民全体で持つことに よってえ感染症に強い社会をですねえま次 のパンデミックに向けて作っていくという ことはこれはあの非常に大事なことだろう という風に思っていますでえっともう1つ はえま我々医療者側の課題としてはですね やはり私としはその1つは人材育成という とがあの大きいかなと思っています えま例えば今回のコロナでですねあの診療 された意志というのはえま内科呼吸機内科 の先生とかですね内科で救急の先生とか 集中治療の先生とかですねが多くてえま そういう意思がまたくさん見られてという ことだと思いますがえっと内科とか見ると ですね20年前と比べてえほとんど増えて ないというかま若干減ってるぐらいのです ねデータが出てるんですねでそういう意味 ではえ次のパンデミックでえ診療する意思 まこれは意思に限らずですけどもえ医師も その先進国のですねOECDに加盟して いる国で見ると日本の意思数って下から 数えて5番目ぐらいの数しかいないんです ねですのであのまベッドの確保とか もちろん大事なんですけどやはりその人材 を確保していく人材を育てていくという ことがですねやはり次のパンデミックに 向けてえ重要なことだと思いますこれは 意思に限らずま看護資産もそうですし検査 技資産薬剤資産まそういった他の医療住者 にとってもそうだと思いますでそういう 意味ではやはりあの感染症にですね興味を 持ってもらえるようにというところもあの 大事だと思いますあのえ岡山大学のですね えデータによりますと岡山大学の調査では コロナの流行を経てですねえ感染症に興味 を持っている医学生はまむしろこう減った んじゃないかというようなですねあの調査 の結果もありますまあのやっぱり大変相だ というようなですねイメージがちょっと 持たれているところがあるかもしれません がえま実際にあの え感染症のですね診療感染対策とかやって みると非常にやりがいのある領域えですの でえそういうそのやりがいとかですね楽し さとかをま若い世代のですね医療住者に 伝えていということもえ大事なことなのか なという風にえ考えてますのでま次の パンデミックに向けてまそういう人材育成 えそういったことにも取り組んでいきたい
なという風に思っています以上ですはい ありがとうございました えかやちゃんはいコロナ禍の期間中こんな ことがあったら良かったと思われることは 何かありますかそうですね私自身が罹患し て1番困ったのがやっぱり飲む食べ るっていう自の部分がかなり1人だったの でそこが大変であのちょっと体がしんどく なって電話すると看護師さんが相談に乗っ てくれるようなところもあるんですけれど もその際に看護師さんに軽い脱水症状に なってると思うのでお水たくさん飲んで くださいというアドバイスをいだいたん ですけれどもそういった状態にならない ためにもやっぱり普段から最悪かかって しまったらということを想定してあの体が しんどい状況でも摂取しやすいまゼリー上 のカロリーが取れるものであったりとかお 水であったりを備えておくっていうのは 必要なことなのかなと思いましたはいそう ですねあの水分補給のための蛍光補水液で あったりとか結構喉が痛くなりますので喉 に優しいゼリーなどの保存色を備蓄して いくことが大切ですねはいえかやちゃん はは2024年今年の最初の岡谷 チャンネルの中で運点と いはいえきめに込めたお気持ちを話して いただきますかそうですねま雲の外には 青空が広がっているという言葉なんです けどまそのままなんですけれどもまこれ までコナで我慢してきた気持ちがすっきり と晴れ渡って青空が広がるといいなという 気持ちを込めつつ一方で加藤先生からお話 ありましたけれども病院というのは キャパシティが限られているという話あっ たかと思うですけれどもそういったことも 考えて医療機関を一迫させないためにも 対策を取っていくということは続けていか なければいけないなという風に感じてい ますはいかやちゃんありがとうございまし たはいえそれでは最後に私からえ新型 コロナの特性として高齢者や病気を持つ人 たちが重症化するリスクを持っています 重症化するリスクの低い人たちと高い人 たちが共に社会の中で生活し活動するため にはこの新型コロナの特性を正確に理解し より一層優しい社会を作り上げることが 大切と思いますまた今回のパンデミックの 経験を生かし感染症に強い社会の構築を切 に願います地震や自然災害などに対しては 全国的に災害派遣医療チームDMが組織化 されていますそして日々トレーニングを 積んでいます医療者だけでなく地域住民 単位での災害訓練も実施されています しかし感染症に対する備は満足の行くもの
ではありませんDMに相当する全国的な 感染症に対する対応する組織がありません 感染症専門の医療者を育成するのは時間も かかりますしかなりハードルの高い課題と 感じますここは医療者全員が感染対策に 対する意識を向上させること医療者以外の 一般の方々にも感染対策のトレーニングを 受ける機会を持ってもらうこと今後はその ような活動を企画し提供したいと思います では以上で総合討論を終えたいと思い ますこの市民公開講座は新型コロナの情報 が氾濫する中正確な情報発信を目指し第1 回を2021年10月31日に開催しまし たそれ以降今日で6回目になりました まだまだ課題はあるものの落ち着きを 取り戻しつつある現状を踏まえ今回で最終 回といたします今までありがとうござい まし た最後に映画のエンドロールのような3分 半のエンディング動画を流します最後まで ご視聴ください演者の先生方安倍かさんお 手伝いいただいた全てのスタッフに熱く 御礼を申し上げ6回にわった市民公開講座 を終幕にしたいと思います本当に ありがとうございましたありがとうござい まし [音楽] た [音楽] [音楽] [拍手] [音楽] [音楽] [音楽] H [音楽] [拍手] [音楽] [音楽] JA [音楽] [音楽] T [音楽]
第6回 #新型コロナウイルス感染症 市民公開講座のYouTube配信を始めました★
2024年3月31日までオンデマンド配信します
テーマは「感染症に強い社会をつくるために」です。
是非ご視聴ください。
#四柳宏 先生
#加藤康幸 先生
#忽那賢志 先生
#阿部華也子 さん
WACOCA: People, Life, Style.