リング上で比嘉は「(相手のパンチに)効かされたんですけど、最後勝ててよかったです」と笑顔。「来年、大きい試合をできるようにもっと準備して仕上げていきたい」と2024年の2階級制覇へ意気込んだ。
勝ち方にこだわった。同級王者はWBAが井上拓真、WBCは、2階級制覇王者の中谷潤人が王座挑戦を見据えている。試合前には「どのベルトでも挑戦したい」と、日本人の2人へのライバル心も見せていた。
「ボクシング・10回戦」(31日、大田区総合体育館)
元WBC世界フライ級王者でWBO世界バンタム級5位の比嘉大吾(志成)が、WBC同級5位ナワポン・カイカンハ(タイ)との世界ランカー対決で、4回2分29秒KO勝ち。2試合連続のKO勝ちで強打復活を印象づけた。

WACOCA: People, Life, Style.