64歳以下へのワクチン接種が加速します。
東京・大手町で行われている大規模接種。現在、一般の接種対象は、65歳以上の高齢者ですが、17日から、接種券を持っていれば、18歳~64歳まで接種が可能になります。拡大の理由は“予約の伸び悩み”です。今月27日までの予約枠は、約8万5000件が空いています。
岸防衛大臣:「枠が余っている状況で、64歳以下の方々たちにも開放していこうと」
若い世代へのワクチン接種に向け、新たな動きも出ています。神奈川県にある湘南工科大学では、21日から学生と教職員約2700人を対象に希望する人へのワクチン接種を始める予定です。地元の医師や保健室の看護師など、6人の医療従事者を確保し、一日200人規模の接種を計画しています。
湘南工科大学・市村省一郎事務局長:「教室の制限とか、本当にやりたい実験ができなかったりとかもあるので、早く安全安心な授業ができるように接種を選んだ」
学部によって、機械工学やコンピューターなどの技術を学ぶため、対面の授業が欠かせません。
学生たちはどう思っているのでしょうか。
2年生(19):「受ける予定ではいる。注射は怖いけど、打たないよりは、打つ機会もあるわけだし、打とうかなと。学校にいる友だちとも遊べるようになるんじゃないかなと思って」
4年生(23):「年功序列で来ると思っていたので、すぐに20代が来るのは予想外」
4年生(21):「コロナ禍の影響でおばあちゃんの家に行けなかったので行きたいなと」
1年生(18):「打たない。信用してない。ワクチンの安全性が、まだ確証がない」
1年生(18):「講義中に熱が出たら怖い。痛みくらいなら、まだいいが、倦怠感とか出ないといいな」
1年生(18):「新しいワクチンなので本当に副反応は嫌なので、迷っている」
文部科学省によりますと、少なくとも7都府県の8大学が、21日からワクチン接種を開始する予定だということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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