去年、史上初めて将棋の全タイトルを独占した藤井聡太八冠。今年も活躍が期待されます。名古屋市内で一門恒例の新年会を開いた師匠を直撃しました。
名古屋市内にある杉本昌隆八段の将棋研究室では3日、プロ棋士2人を含む弟子10人ほどが集まり、新年の指し初め会が開かれました。
藤井八冠は不在でしたが、杉本八段から弟子たちに一門恒例のお年玉が手渡されました。
「今年も頑張ってください」（杉本昌隆 八段）
8つのタイトル防衛戦
今年、藤井八冠を待ち受ける、8つのタイトル防衛戦について、杉本八段はーー
「藤井八冠が防衛戦をどのように戦っていくか。そして藤井八冠の一角を崩す、タイトルを取るような奪うような棋士が現れるかどうかというところも注目ですね」（杉本昌隆 八段）
気が早いですが、8つのタイトルをすべて防衛する確率についても聞いてみました。
「普通に考えたら何パーセントっていう世界なんだけど、藤井八冠だったら、5割以上の確率で全冠制覇する、全冠維持するのかなと思います。常に8割を超える高い勝率、タイトル戦で負けがない。1回2回負けることがあっても、全体としてタイトル戦で勝負を落とすことがないという勝率の高さも加味してですね」（杉本昌隆 八段）
7日から栃木県で行われる菅井竜也八段との王将戦七番勝負で、2024年の防衛戦ロードが幕を開けます。
（1月4日15：40～放送 メ～テレ『ドデスカ！＋』より）
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