64歳以下へのワクチン接種が加速しています。政府は防衛省が運営する大規模接種センターでの接種対象を18歳から64歳までに拡大する方針を固めました。
もう、高齢者だけの話ではありません。政府は、大規模接種センターでの接種対象を64歳以下に拡大する方針を固めました。接種券を持っていれば、16日から予約できます。
また、慶応大学など8つの大学で21日から接種が始まることも分かりました。
続々と準備が進む64歳以下への接種。いち早く進んだ都内の自治体。その秘密とは。
64歳以下に拡大するワクチン接種。若い世代は慎重な意見も多いようです。
街の若者:「周りが受け始めて大丈夫そうだったら」「いや、あんま受けたくないです。受けて風邪をひいたみたいな、めっちゃ熱出たという友達がいたんで」
都内でも着々と準備は進んでいます。
西多摩郡にある日の出町。15日から64歳以下に接種券を発送。40歳以上が接種の対象です。
“若い世代”の準備が進む理由は、“高齢者”の接種にありました。
東京都内の高齢者は約4割が一回目の接種を終えていますが、日の出町では9割が終えています。その秘密は予約の方法です。
自治会ごとに接種日時を割り振り、そこから選ぶだけと実にシンプルな方法にしました。
急速に広がる接種。その状況を見える化した自治体もあります。
埼玉県戸田市の市役所やホームページで見られるワクチンメーター。接種者の数や接種対象者などが一目で分かります。
戸田市では、独自のワクチン管理システムを開発、バーコードリーダーなどを活用することで、ほぼリアルタイムで接種状況を集計できるようになりました。
接種が進むほど問題となってくるのが、ワクチンの廃棄です。
川崎市では冷凍庫の温度が上がり、約6400回分のワクチンを廃棄されました。
埼玉県北本市役所では、4つの冷凍庫の温度を24時間、カメラで計測。プラスマイナス10度の温度変化があれば、職員にメールが届きます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
WACOCA: People, Life, Style.