ギリシャで行われた、東京オリンピックの聖火の採火式。無観客での実施は、史上初めて。
IOC・バッハ会長「大きな喜びと感謝とともに、オリンピック精神を東京で一緒にお祝いしましょう」
オリンピック発祥の地、ギリシャのオリンピアで12日、厳かに行われた聖火の採火式。
澄み切った青空の下、古代の衣装に身を包んだ女性が鏡で太陽の光を集めて火を取り、第1走者が持つ東京オリンピックのトーチに引き継いだ。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、史上初めて観客を入れずに行われた採火式。
2008年北京オリンピックの採火式の映像。
大勢の観客が見守っていた。
今回は、観客の姿はなく、出席者も大幅に減らす異例の事態となった。
こうした中、聖火は第2走者のアテネオリンピック女子マラソン金メダリスト・野口みずきさんに引き継がれ、野口さんはおよそ200メートルを晴れやかな表情でゆっくりと走った。
第2走者・野口みずきさん「聖火リレーも、直前までどうなるかわからなかった。希望を持って、東京2020オリンピックが無事に開催されることを祈っている」
小池都知事は12日、「今はバッハ会長が言っているように、7月24日(開幕)に向かって、みんなで進んでいこうと。開催都市として、中止はあり得ないと申し上げたい」と話した。
そして、採火式を前に今後のことについて協議を行ったIOCのバッハ会長と組織委員会の武藤事務総長は…。
IOC・バッハ会長「成功に向けた決意を表明したい」
大会組織委員会・武藤敏郎事務総長「“パンデミック宣言”が出ることも、われわれは想定している範囲内。(バッハ会長から何か話は?)東京が全く同じように、ワンボイスになってくれていることを評価いただいた」
聖火は、開会式が行われる7月24日まで、全国47都道府県を回る予定。
(2020/03/13)
※聖火 採火式ノーカット
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