<桜花賞>
過去10年のデータを参考にする。
★1、2番人気は五分 1番人気は3勝2着4回で連対率70%。2番人気馬は3勝2着3回で連対率60%とほぼ互角の成績を残している。1、2番人気のワンツー決着は4回。逆に1、2番人気がそろって馬券圏外に消えたケースは08年のレジネッタ(12番人気)→エフティマイア(15番人気)→ソーマジック(5番人気)の1回だけ。
★チューリップ賞組中心 ステップ別最多勝はチューリップ賞組の6勝。2着が3回、3着も4回あり、勝率14・6%、連対率22・0%、複勝率31・7%と優秀だ。フィリーズレビュー組(2勝)は勝率=連対率3・6%と苦戦。フラワーC組(1勝)は勝率こそ7・7%と低いが連対率は23・1%と高く、侮れない。クイーンC組は2着が3回あるものの0勝で、頭狙いは危険。アネモネS組は連対なしで割り引きが必要だ。
★大敗からの巻き返しは難しい 前走着順別では、やはり前走1着馬が優勢。5勝2着8回で連対率は24・5%になる。前走2着馬と3着馬は2勝2着0回で同じだが、出走頭数の関係で勝率は前走3着馬の方が若干上になっている。前走6、7着馬が1頭ずつ本番で2着に食い込んだものの、基本的には前走で掲示板を外していた馬は苦しい。
<ニュージーランドT>
過去10年のデータを参考にする(11年は阪神開催)。
★伏兵注意 人気別では1番人気馬が5勝でトップだが、2着は0回。2番人気馬は2勝2着2回3着2回と安定しているものの、飛び抜けた爆発力はない。3~5番人気は0勝。6、11、12番人気馬が1勝ずつ挙げており、思い切った穴狙いをしてみる手も。
★軽量馬は苦戦 体重別では、459キロ以下の馬は0勝2着2回と苦戦している。500キロ以上の馬は25頭が出走して4勝2着1回。迷ったら巨漢馬狙いが正解だ。
★前走4、5着馬が妙味 前走着順別の最多勝は前走1着馬の4勝。2着も5回ある。ただし勝率は6・3%、連対率は14・1%で、前走4着馬(勝率14・3%、連対率21・4%)、前走5着馬(勝率22・2%、連対率33・3%)の方が上。配当妙味を考えたら前走4、5着馬から入るのが面白い。
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