最新ニュース – 来年大河「どうする家康」脚本・古沢良太氏「妻に反対された」斬新なタイトルに込めた思い 番組CP明かす
Copyrighted music by web: www.ntmediastudio.com and Channel: https://www.youtube.com/channel/UCIZ8_Xpxgn_lONAp32IEJqA
来年2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)の出演者が1日、名古屋放送局で取材会を行った。制作統括の磯智明チーフ・プロデューサーが、斬新な番組タイトルについて誕生秘話を明かした。
希代のストーリーテラー・古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。「リーガル・ハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」「コンフィデンスマンJP」などのヒット作を生んだ古沢氏は大河脚本に初挑戦。松本は大河初出演にして初主演となる。家康を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。
制作統括の磯智明チーフ・プロデューサーは、タイトル「どうする家康」が生まれた経緯について言及。古沢良太氏との会話の中に「どうする家康」という言葉が頻繁に出てきたことから提案したという。
「毎回毎回『どうする家康?』というピンチが訪れて、それを切り抜ける。時には切り抜けられなくて失敗もするけれども、なんとかなる。そういう物語を書きたい」という古沢氏の思いを汲んで提案したが、古沢氏は「それはちょっとふざけ過ぎじゃないですかね?いくらなんでも、大河ドラマにそれはないでしょう」といい、代替案を複数提示したという。しかし磯氏は、古沢氏が提案したタイトルは「どこかで聞いたことがあるような感じ」だったという。磯氏は「古沢さんがこれだけユニークに新たしい視点で家康を書くなら、これくらいとがった、変わったタイトルがいいのではないか」と念を押し、古沢氏も納得したという。
しかし古沢氏は「うちに帰って奥さんに相談したら、猛反対された」という。磯氏は「“あなたが書くんだったらもっとちゃんとしたタイトルの方がいいわよ”っていわれたらしいです」と笑いながら明かした。
悩んだすえ「自分が書きたいものを考えて、どうする家康で勝負しよう」と決めたという。磯氏は「決してウケねらいやふざけたわけではなく、古沢さんが思い描く、波乱万丈で今の人たちに共感してもらえる物語をつくろうとしたときには『どうする家康』という物語になり、それに一番ふさわしい言葉を探したとき、このようなタイトルになりました」と思いを込めた。
WACOCA: People, Life, Style.