2023年10月25日
週末からまた秋が深まる 太平洋側は空気カラカラ
(解説:#気象予報士 #穂川果音)
来週にかけてのお天気ポイントをお伝えします。まずは今日は折りたたみが下がるとお守りに。
そして週末は冬型の気圧配置になるため、季節が少し進みそう。そして太平洋側の地域では、
空気の乾燥する日が続きそうですから。体調管理はしっかりと
ではそれぞれポイントを見ていきましょう。
まずは現在の雨雲の様子です。
今日は近畿地方から東北地方の所々に雨雲がかかっているのがわかります。
また、雷雲は海上中心ですが、かかっているのがわかります。
今日、この後はこの雷雲が地上にまで広がっていきそうです。
というのも、発雷確率を見ていただきますと、夕方以降は、近畿地方から東北地方広い範囲で発雷確率が高くなっているのがわかります。
現在は日差しが出ているところでも、急に雨や雷雨に注意が必要です。
また、関東南部夜は発雷確率が高くなりそうです。
お洗濯物は早めに取り込んで、また折りたたみ傘を持って出かけると安心です。
そして、週末のお天気のポイントは弱い冬型の気圧配置となりそうです。
こちらは土曜日の予想天気図ですが、冬型の気圧配置となるため、日本海側の地域では雨が降りそうですし、前回ほど強い寒気ではありませんが、寒気も南下してきそうです。
というわけで、日本海側の地域ではすっきりとしない天気ですし、このところ北日本を中心に平年に比べて気温の高い日が続いていましたが、ようやくこの時期らしい気温となり、気温がぐっと低くなるため、気温の変化にも注意が必要となりそうです。
そして、冬型の気圧配置ということで、
太平洋側の地域では日差しが出そうです。
実は、このところ、この太平洋側の地域では、晴れて空気の乾燥している日が続いてるんです。
過去10日間の降水量の平年比を色分けで見てみますと、特に西日本を中心に平年よりも降水量が少なくなっているのがわかります。
広島では、平年に比べて3%、宮崎でも2%しか雨が降っていない状況です。
この日曜日にかけては日差しの出る日が続きますから、
空気が乾燥する日、まだまだ続きそうです。
火の取り扱いには十分に注意をして、また風邪も流行っています。
マスクなどを使っての体調管理はしっかりと行うようにしましょう。
では、改めてこの先の全国の天気マークで見ていきましょう。まずは沖縄から西日本です。
金曜日は西日本日本海側の地域を中心に雨が降り出しまして、土曜日にかけては山陰地方でも雨の降り続く天気が続きそうです。
それ以降は日差しが出る天気が続くと見られていますが、
週明けは低気圧の位置によっては雨マークに変わるところもありそうです。
続いて、東日本から北日本です。
北陸から北日本の日本海側では金曜日から土曜日にかけては雨でしぐれる所が多くなります。
一方で、太平洋側の地域日差しの出る日が続きそうですね。空気の乾燥に注意が必要です。
ただ、週明けの火曜日現在は曇りマークとなっていますが、
こちらも低気圧の位置によっては雨マークに変わる所がありそうです。
この1週間で週末はぐっと気温が低くなりそうですから、気温の変化にもお気をつけください。
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