ジャニーズ事務所は2日、都内で今後の会社運営に関する会見を行った。
東山紀之社長は、故・ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、芸能事務所としてのジャニーズ事務所の廃業を発表。今後は被害者への補償を目的とする会社とし、名称を「SMILE-UP.」(スマイルアップ)へと変更する。
東山社長は「現在のジャニーズ事務所ですが被害に遭われ今もなお苦しんでいらっしゃる方への保証業務のみを行っていくこととします。被害保障の受付窓口として9月13日付で3名の弁護士から構成される被害者救済委員会を設置いたしました。9月30日までにこちらの委員会には478人の方の申し出があったとご連絡をいただいております」と説明。うち、325人が補償を求めているという。
ジャニーズ事務所は事実上解体され、タレントの事務所機能として新たにエージェント会社を設立することも明らかに。そこに、所属タレントが個人やグループで作る事務所と個別に契約を結ぶ態勢を整えることを発表した。エージェント会社は東山が社長を務め、井ノ原快彦が副社長に就任する。
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