将棋の藤井聡太七冠がタイトル防衛を目指す「王位戦」が7日から始まりました。第1局の舞台となったのは愛知県豊田市。自動車の街として知られていますが、実は将棋や藤井七冠とも深い縁があるといいます。

「2005年から将棋のタイトル戦、棋聖戦を10年以上開催している。棋聖戦は2017年で終了したが、今回の王位戦も2回目の開催」(豊田市文化振興課 太田栄一朗さん)

 タイトル戦の開催地として申し分のない実績を持つ豊田市。

 加えてー。

「小学生のお子さんたちの競技会『とよたふれあい将棋フェスティバル』を開催している」(豊田市文化振興課 太田さん)

 豊田市では2005年から子どもの将棋イベントを開いていて、小中学生が腕前を競う大会やプロ棋士による指導が行われています。

 何を隠そう、この大会のレジェンドが豊田市のお隣、瀬戸市出身の藤井七冠です。

「幼少期のころに競技大会に出場して、小学1年から3連覇を果たしたという記録が残っている」(豊田市文化振興課 太田さん)

 低学年対象の部門で、1年生から3連覇を果たした藤井七冠は対局前日の前夜祭で思い出を語りました。

「豊田市は子どもの頃から何回も将棋大会で来たことがあり、紅葉の名所として知られる香嵐渓などにも子どもの頃遊びに行ったことがあって、本当になじみ深い所で対局できることをすごくうれしく思っています」(藤井聡太七冠)

第二の藤井七冠を目指して

 同じ西三河、豊田市のお隣、刈谷市にある将棋教室では日々、子どもたちが腕を磨いています。

Q. 憧れは?
「藤井聡太先生」(生徒)
「将棋は色々な手が指せるし、考えもいっぱいあって、みんなと楽しく指せるところ」(生徒)

「どちらが勝つにしても、いい将棋をみせてほしい」(将棋大志塾 高見澤勝利先生)

 いつの日か、西三河から第二の藤井七冠が生まれるかもしれません。

(7月7日15:40~放送メ~テレ『アップ!』より)

#将棋 #藤井聡太 #王位戦 #愛知 #豊田市 #メーテレ

5 Comments

  1. でも豊島さん、藤井さんの出身地で将棋会館も新しくできたし愛知県≒将棋のイメージは定着しつつあるよね。