1997.11.9 《優勝 宮城県》
今大会は三連覇を狙う埼玉と、第9回大会の優勝以来、2位2回、3位1回と健闘及ばず優勝から遠ざかっていた宮城の闘いが注目された。
埼玉は前回アンカーで区間賞の曽谷選手を1区に配し、逃げ切りを図った。期待通り1区の区間賞をとり、2位に神奈川、3位東京と有力チームが続いた。宮城はトップと13秒差の5位。上位進出が狙える位置につけた。
宮城は2区で坂上選手が区間賞の快走でトップに躍り出ると、5区で高橋選手が区間新を出すなど、4区間で区間賞をとるという強さを見せつけ終始トップをキープ、2度目の優勝を飾った。2位には1区8位と出遅れながらも、見事な追い上げをみせた茨城が入り、2年連続の2位となった。
地元福島は前回より記録は下回ったものの、過去最高の6位入賞と2年連続の入賞を果たした。 #駅伝

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