6月11日、岩手県内では新たに16人の新型コロナウイルスへの感染確認が発表された。
また、保健所は新たに患者が確認された盛岡市の飲食店の名前を公表し、利用客に連絡するよう呼び掛けている。
新たに感染が確認されたのは盛岡市で11人、県央保健所管内で3人、滝沢市で2人のあわせて16人。
このうち30代から70代までの男女5人は、盛岡市中心部にある接待を伴う飲食店の店員や利用者など。
この店では、すでに経営者など3人の感染が確認されている。
これで一連の患者は8人になり、盛岡市はクラスターと認定した。
また、盛岡市保健所は、これまでに患者が確認されている盛岡市中央通のバー「パピヨン」について、利用客全員に連絡がついていないとして11日、店名を公表した。
6月5日から8日までに店を利用した人に対し、保健所に連絡するよう呼び掛けている。
そして、県は新たにこれまでの患者15人から、従来より感染力が高いとされる変異ウイルスN501Yが検出されたと発表した。
県内の累計の患者数は1564人となっている。
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