今年4月、宮城県柴田町の住宅で男性を殺害したとして男性の次男と長男の妻が逮捕された事件で、2人が犯行後、凶器の刃物を隠すよう知人夫婦に依頼していたことが分かりました。角田市の無職、村上直哉容疑者（24）と村上敦子容疑者（47）の2人は今年4月、柴田町西船迫一丁目の住宅で、村上隆一さん（当時54歳）を刃物で刺し殺害した疑いがもたれています。直哉容疑者は村上さんの次男、敦子容疑者は村上さんの長男の妻です。この事件では、証拠隠滅の疑いで松野新太容疑者（49）と妻のみき子容疑者（43）の2人も逮捕されていますが、敦子容疑者らが犯行後、松野容疑者夫婦に凶器の刃物を隠すよう依頼していたことが関係者への取材でわかりました。松野容疑者は敦子容疑者の元夫だということです。2人の容疑者を知る人：
「松野新太容疑者は敦子容疑者の元旦那、まじめな人だった」凶器の刃物は、松野容疑者の自宅以外からすでに見つかっているということです。敦子容疑者らは、SNSによる出会い系サイトを使った別の詐欺事件でも逮捕されていますが、警察によりますと詐欺の余罪は数十件に及ぶということです。警察が事件の全容解明を進めています。
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