昨年の大阪桐蔭は公式戦29連勝という異次元の強さそのままに選抜を制覇。

また夏も甲子園ベスト8とその強さを全国に知らしめました。

そして秋、プロ注目左腕の前田悠伍を中心に新チームが結成されると、秋の近畿大会で優勝。

新チームになってその強さを維持し、今年も甲子園で躍動する大阪桐蔭の姿をファンは想像していました。

しかし春になると状況は一変します。

選抜前にエース前田が負傷するなど、選抜連覇を目指すチームに暗雲が漂います。

そして大阪桐蔭は準決勝で兵庫代表の報徳学園に敗れ、甲子園を去ることになります。

その後夏に向けて大阪桐蔭は始動しますが、エース前田の不在はチームにとって大きなマイナスでした。

春の大阪大会では前田は怪我の影響でベンチ外に。

その結果、大阪大会決勝で金光大阪に敗れ準優勝。

大阪大会の連勝記録が56でストップしました。

さらに続く近畿大会でも初戦の智弁学園戦に敗れ、実に90試合ぶりの公式戦連敗となりました。

その後行われた享栄、栄徳との練習試合にも敗れ、これで合わせて4連敗となりました。

高校野球の絶対王者のまさかの連敗に高校野球ファンからも夏に向けて不安の声が上がりました。

そしてその不安は現実のものとなり、甲子園出場をかけた大阪府大会決勝で履正社に敗れ、前田らの夏は例年よりも早く終わりを迎えました。

ではなぜ大阪桐蔭はこの夏破れてしまったのでしょうか。

今回はその理由について探っていきたいと思います。

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