8月18日、福島県郡山市の星総合病院で医師や看護師など50人が参加し行われたのが、手術室での防災訓練。想定は震度6強の地震。患者とスタッフの安全を確保した上で、医療機器が稼働しているかを速やかに確認する。
避難を優先すべきか手術を終えてから避難するかなど、院内の被害状況や救急患者の受け入れ体制を踏まえ判断する。
12年前の震災を教訓に、今回 福島県内で初めて行われた手術室での訓練。職員間の情報共有や、いち早い避難経路の確保など課題も見えてきた。
宍戸晶子看護師長は「沢山の職種の人と働いてますので、チームで患者様の命を守るという訓練の場を作るのは、非常に必要な事だと思います」と話す。
病院では2024年度以降も訓練を続け、スタッフ全員が災害に備える意識と行動を共有していくことにしている。
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