8月4日より公開中のディズニー&ピクサー映画『マイ・エレメント』。アメリカでは6月16日から公開され、そのほかの多くの国や地域でも公開後に、鑑賞者の口コミによって評判が広がり、興行成績を伸ばしている。オーストラリアや韓国では前週比約+40%を記録するなど、世界10ヶ国以上で前週を大きく上回る奇跡の大ヒット。口コミで広がっていく映画にハズレなし。日本ではどうか。公開初日、東京・グランドシネマサンシャイン 池袋で聞き込みを行った。

 『トイ・ストーリー』の“おもちゃの世界”、『モンスターズ・インク』の“モンスターの世界”、『ファインディング・ニモ』の“海の中の世界”、『インサイド・ヘッド』の“頭の中の世界”、『リメンバー・ミー』の“死者の世界”など、ユニークでイマジネーションあふれる“もしもの世界”を舞台に、物語を紡いできたピクサー・アニメーション・スタジオ。

 『マイ・エレメント』は、[もしも火・水・土・風のエレメントの世界があったら、どんな性格で、どんな暮らしをしているのか、どうやって触れ合う事ができるのか?]という新たな“もしもの世界”を、ピクサー史上最も美しい映像で描いた作品。主人公は、アツくなりやすくて家族思いな“火”の女の子・エンバーと、涙もろくてやさしい自由な心を持つ“水”の青年ウェイド。ファイアタウンを出ることなく大好きな父の店を継ぐことを夢見て頑張っていたエンバーはある日、自分とは性質も性格も正反対なウェイドと出会い、一人では気付けなかった自分の可能性に気付いていく。

 『VS魂』(フジテレビ)で紹介されていたのを観て、さっそく劇場に足を運んだ19歳の大学生の女性・Aさんは、「ピクサー作品が好きというわけでもなく、予告編も観てない状態だったのですが、観てよかったです」と、取材に応じてくれた。「エンバーとお父さんの家族愛にも感動しましたし、最近、多様性、ダイバーシティという言葉をよく聞くけど、それが描かれている作品なのかな、って思いました」。

 Bさんも「エレメントが違ってもわかりあえるところがよかった。多様性の時代の今だからこそ観てほしい作品だと思った。ウェイドの考え方がすごくよかった」(10代/女性/学生)。そして、「ウェイドが優しすぎて泣けた」(18歳以上/女性/学生)というCさん。“違うエレメントとは関わらない”というルールに縛られることなく、エンバーをファイアタウンの外に連れ出したり、手を差し伸べたり。鑑賞後、ウェイドの株は急上昇する。

 そんなウェイドの手に触れられず、切ない表情を浮かべるエンバーなど、これまでのピクサー作品ではほとんど見られなかったロマンティックなシーンの数々も本作を特徴づけている。「エンバーとウェイドが初めて手をつなぐ場面は自分もドキドキした」(20代/男性/公務員)とDさん。「種族が違う者同士、段々と愛が芽生えていくところが良かった」(20代/男性/アルバイト)とEさん。

 「ディズニーもピクサーも大好きで、新作は必ず観るようにしている」という20代の会社員女性のFさんは「ピクサー作品にはラブストーリーのイメージがなかったので、新鮮でした。 “火”と“水”、 お互いを消してしまう特性ゆえに交われないとされてきたことに向き合いながら、お互いをわかり合っていくところがとても素敵なことだと思いました」と話していた。

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