俳優の佐藤隆太(43)が10日、池袋・東京芸術劇場シアターイーストで行われた舞台『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』公開ゲネプロ後囲み取材に登場した。

同作は、2013年にイギリスで幕をあけ、翌年には演劇祭の最高峰の一つであるエディンバラ国際演劇祭に参加し、3年連続して同演劇祭で上演されるという快挙を成し遂げた。登場人物は一人のみで、開演前から出演者が観客に話しかけたり、番号の付いた小さなカードを渡したりしてコミュニケーションをとりながら、観客が全員着席すると、キャストが自分の子ども時代の話を語り始める。

取り囲む観客を「自分が語る物語」に引き込むという難役で、2020年以来の再演となる佐藤は、「ほかでは味わえないようなミラクルが起こりえる作品。1時間ちょっとのお芝居が終わるとへろへろになったりするんですが、ほかでは味わえないような面白さを感じましたし、この作品に出会えてよかったと心から思いますし、今回が終わっても、ライフワークとして続けていきたいと思える、宝物のような作品」と思いを語った。

同会場で11日~27日に行われる東京公演を皮切りに、豊橋、富山、水戸、いわき、北九州、熊本、高知、大阪、名古屋、松本の計11都市にて上演する。

#佐藤隆太

2 Comments

Exit mobile version