野口さん「最初の宇宙食はカレー」宇宙での生活についてＩＳＳから会見

ＩＳＳ＝国際宇宙ステーションに到着してから１週間が経過した日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが会見を行い、「宇宙の生活に慣れるまでもう少し時間がかかる」などと現在の様子を語りました。

「やはりあの人間の体が宇宙に慣れるまでには、体も心ももう少し時間がかかるかなと」（野口聡一さん）

　民間初の宇宙船「クルードラゴン」に搭乗し３度目の宇宙滞在を始めた野口飛行士は、ＩＳＳ到着から１週間が経過した現在の体調や宇宙での生活について無重力を楽しみながら語りました。

「私の最初の宇宙日本食はカレーでした。他の人たちもこのパッケージの写真を見て、日本食いいなという感想を持ってくれているみたいなので、これからいろんな宇宙食を順番に試していくのが楽しみです」（野口聡一さん）

今回は過去最多の７人での滞在で、ＩＳＳは活気づいているということです。野口さんはおよそ半年滞在し、ｉＰＳ細胞を利用した生命科学実験などを行う予定で、「宇宙は３度目だが初心にかえって、まっさらな気持ちで任務に当たりたい」と意気込みを語りました。

（JNNニュース 2020年11月25日放送）

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