2023年7月11日㈫
 15:00~模擬法廷
 16:30~報告集会

いつも原発事故被害者へお心をお寄せくださいましてありがとうございます。
だまっちゃおれん訴訟が立ち上がって4年が経とうとしておりますが、名古屋高裁でのたたかいが終結を迎えます。

私たちは2011年3月11日の原発事故の影響から子どもたちの命と健康や自分自身の命と健康を守るため福島から愛知、岐阜に避難をしました。
原発事故の責任を誰も取らない、今の社会を私たちは受け入れるわけには行きません。

昨年の6月に同種裁判で最高裁判決が出され国に責任はないと判断が出ました。
国の責任を最高裁で認められませんでしたが、みなさんはどう思いますか?
原子力を使った電力政策は国の政策です。電力会社に原子力発電所の安全規制を指導したり、規制を張るのは国の責任です、原発事故が起こっても想定外だったら誰も責任を取らなくていいのでしょうか?
仕方がないで済まされるのでしょうか?

私は今も尚、被害地域には放射線管理区域を超える汚染や被ばくが続いていることを知っています。自分の子どもやそれよりも小さな子どもたちがそんな被害にさらされ続けていることに黙っている事が出来ません。

地裁から含めて10年裁判闘争を続けてきました。
その裁判闘争で私たちの訴訟が結審を迎えます(判決ではありません、法廷の中で意見を述べられる最終日となります)、そして最後の法廷で私も意見陳述をします。
裁判所は世の中の声に左右されます。
一人でも多くの方が関心を寄せる事で判決に大きく影響します。

原発の問題は子どもたちに残していってはいけない問題だと私たちは思っています。
一人でも多くの方が関心を寄せていただけますと幸いです。

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