大江健三郎「死者の奢り」の読解について解説した。どうして読みにくいのか、それを読み解くためにはどうしたらいいのかという実践法である。読解力はこんな繰り返しで磨かれていくのである。(1)軽い流し読み 10:53 (2)内容をつかむ読み 30:17
【大江健三郎の文章はこう読んだら分かる】https://www.youtube.com/watch?v=E-MsIee96Kc&list=PLZ2ebcJlIypo9izmAQvYuH9dwKg3LgT36&index=4&t=988s
【全編】https://www.youtube.com/watch?v=okZxfyQduxo&list=PLZ2ebcJlIypobx_syY5hHgXn1wF95tfRO&pp=gAQB
2 Comments
典型的な中高の国語の授業。ハッキリ言って読解力向上の役には立たない。中高の国語の授業はみんなこうだった。文学を楽しむなら良いと思います。しかし、センター共通テストの問題が解けるようにならなければ中高生にとってなんの価値がありましょうか?共通テストの点数だけがものをいう世界に生きているのだ。いくら文学を楽しんでも共通テストの点が高い方が読解力ありと判定されるのだ。こんな文学鑑賞はサークルでやればいい、大学に入ってからやればいい。
反論ありがとうございます。書かれた内容がいい勉強になります。新井紀子著『AIvs.教科書の読めない子どもたち』が実現できなかった「読解力」の向上をすすめるための講義です。もしもここまで中高の国語の授業が行われているならば教科書すら読めない子どもたちも少なくなったでしょう。試験問題を解くような単純な読書法の対局にある全面的な読書法です。テスト対策の能力とは、このような一文の正確な読み方の実践のごく一部に過ぎないのです。それがまた「読解力」を貧しくしているのです。