オリンピックの開催は決まっているということですが、果たして本当にできるのかという、具体的な展望にたった判断はできていないように思います。
尾身会長は「普通ならやらない」と言いましたが、総理はじめ自民党の代議士は、すぐに怒りの反応を見せました。怒る気持ちはよくわかりますが、それを出したら損だということに、首相や二世議員たちは気づいていません。
それは尾身さんが「この船は沈むぞ」の判断から、一人だけ下船した氏への怒りとも見受けられます。しかし、尾身氏の言葉で逃げることもできた菅氏は、その最後のチャンスを失いました。
「まるで総理になったかのようなことを言う」とお怒りになられた。しかし、それから数日も立たないのに、「私は主催者ではないので、、」とのびっくり発言。
これで菅さんはむしろ逃げられなくなったわけです。せっかく尾身氏がオリンピックは無理と言ってくれたのですから、「専門家の先生が言う以上、国民の健康と命を守るためにも中止します」と言えなくなってしまった。
その代わりに「私は主催者ではない」と。では主催者は誰か。小池百合子氏がご登場となるわけです。とは言っても百合子氏にはそんな真正面から物事をとらえることはできないタイプに見受けられますので、任が重すぎる。
バックにある小池氏を担いでくれた勢力はどちらかというとオリンピック開催の方向で利益を生む人たちでしょうから。ただし、小池氏は政治家としての人気獲得のためにもしかしたら思い切った中止発言をしないとも限りませんが、菅氏から向けられた形では言えない気がします。責任を請け負う形になるので、やりにくいと思います。中止発言がもっと前なら政府の責任にできたのに、小池氏もチャンスを逸したと思います。
となると、今回のオリンピックは、いやいやながら、誰も責任を負うことなく、最悪の形でのスタートを切るようになるのでしょうが、具体的にできるかどうか、、、遂行する力があるかどうか、、、その点が問題になってきます。
もう昔のような実力のある日本ではない、、、ということを、世界に失態として見せつけるようになりはしないか、祈る気持ちで見る以外にありません。
一体だれがこんなオリンピックにしたのか、、、大体誰がもってきたのだ、、、誰が一年延期で大丈夫と言ったのだ、、、一番悪い人は誰だ、、それぞれの考えにお任せしたいと思います。
＃誰が一年延期にした＃誰が東京オリンピックをもってきた＃誰が主催者だ
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