日本でも接種が始まっているアメリカ・モデルナ社の新型コロナウイルスのワクチンについて、モデルナは、12歳から17歳を対象に実施した治験で100%の有効性が確認できたと発表しました。
アメリカのバイオテクノロジー企業モデルナは25日、12歳から17歳までの3700人あまりが参加した新型コロナワクチンの治験結果を発表しました。
それによりますと、ワクチンを2回投与された被験者が、その後、新型コロナに感染した事例はなく、「100%の有効性が確認された」ということです。また、現時点でワクチン接種による重篤な副反応は確認されていないとしています。
治験の結果を受けて、モデルナは来月上旬に世界各国の規制当局に承認を申請する計画です。製薬大手ファイザーなどが供給するワクチンは既にアメリカなどで12歳から15歳への接種も始まっています。(26日06:06)
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