列車の運行中に地震が発生した場合を想定した三陸鉄道の津波避難訓練が、6月23日に岩手県宮古市で行われました。

これは三陸鉄道が毎年実施しているもので、23日は社員など41人が参加しました。

訓練は列車の運行中に岩手県沖を震源とする震度6強の地震が発生し、大津波警報が発表されたという想定で行われました。

運転士は地震の発生を受けて車両を緊急停止させた上で乗客の安否を確認、運転指令室に報告したあと近くの田老駅に移動し、付近の高台へ避難誘導する手順を確認していました。

三陸鉄道 石川義晃社長
「きょうの訓練での反省を生かしながら、安心して乗ってもらえるよう頑張っていきたい」

三陸鉄道では6月25日と26日にも参加する職員を変えて訓練を行う予定です。

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