「0311反原発!国会前大集会+首相官邸前抗議 ~福島・祈りを超えて~」
福島原発事故から6年
3.11追悼 – 新たなる未来・エネルギー政策の転換を求めて
【日時】2017年3月11日(土)17:00〜19:00
【場所】首相官邸前&国会正門前(南庭側)
○首相官邸前エリア:コール中心の抗議を行います。
○国会前大集会:著名人や政治家をゲストスピーカーに迎えた集会です。
【主催】首都圏反原発連合 -Metropolitan Coalition Against Nukes-
▼呼びかけ
2011年3月11日午後2時46分、東北地方を未曾有の大地震が襲いました。その約1時間後に東京電力福島第一原子力発電所では運転中の1〜3号機で全交流電源を喪失し、相次いでメルトダウンが発生。翌12日には1号機、14日には3号機、15日には2号機が立て続けに爆発した映像は、6年たった今でも私たちの脳裏にしっかりと焼き付いています。この人災により、福島に住む多くの人々の生活が失われ、現在も補償や帰還・復興がままならない状況です。
一方で、6年の月日は人々から原発事故や被災地の記憶を奪っているという現実もあるのではないでしょうか。この世界的に最悪な原発事故とその直接的な被害者のことを忘れての日本の発展はありえません。そして何より、事故からの反省もなく原発を推進し、各地の原発の再稼働を進める安倍政権に至っては、被災地の人々の気持ちを踏みにじるばかりか、全国民の生命と暮らしを守ろうとする意思がないとしか言えません。
政府は『エネルギー基本計画』を改悪し、安全性や避難計画について不明瞭なまま原発再稼働を実行し、核燃料サイクル計画に固執し、今年からは『原発回帰』の意思表示ともいえる『原子力白書』を7年振りの再開を発表しました。さらには原発輸出も展開するなど、一部の既得権益者のためのエネルギー政策を進めています。
しかし、国民世論は圧倒的に脱原発に傾いています。世論調査では、今後の原発について「直ちに廃炉する」と「近い将来原発ゼロにする」を合わせると 73%(朝日新聞2016年10月実施)です。根強い脱原発の世論は、昨年実施された鹿児島県知事選挙に続いて新潟県知事選挙でも原発の再稼働に慎重な知事の当選に表れています。この世論の礎のもと、1日も早い脱原発・エネルギー政策の転換を、私たちは求め続けます。
2017年3月11日、祈りを超えた強い意思のもと、国会前、官邸前に集まりましょう!
★http://coalitionagainstnukes.jp/?p=9090
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