福島第一原発の処理水を海に放出する海底トンネルは掘削が完了し、内部に残っている機器の片付けや原子力規制庁による検査が行われてきた。
東京電力によると、内部の片付けや検査は6月5日に完了し、陸側と海側の両方から海底トンネル内に海水を入れる作業が始められた。海底トンネルは、早ければ6日にも海水で満たされ、掘削機械の引き揚げなども行われる。
国と東京電力が2023年夏頃までの開始を目指す処理水の海洋放出。
海底トンネルの工事は2023年6月末までに完了する見通しで、これにより設備面での準備は整うことになる。
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