秋田県湯沢市出身の菅義偉前総理大臣の功績をたたえようと、市内に本人の銅像が建てられ、5月27日の除幕式でお披露目された。銅像の建立を機に、湯沢市では様々な関連グッズが販売されていて、総理就任時のようなブームが再び巻き起こっている。
湯沢市のJR湯沢駅前に建てられた銅像。市内秋ノ宮出身の菅義偉前総理大臣だ。
功績をたたえる銅像は、本人を前にお披露目された。大きさは本人の1.5倍ほどで、土台部分には菅前総理の座右の銘などが刻まれている。
これを機に湯沢市では、総理就任時を思い出させるような菅ブームが再燃。銅像の完成を祝う商品が続々と生まれている。
販売している道の駅おがちに行ってみると特設コーナーが設けられていて、酒・菓子・エコバッグなどが所狭しと並べられている。
商品にはそれぞれ銅像の写真やイラストが描かれ、訪れた人が手に取って買い求めていた。
道の駅おがち・佐藤光一駅長:
「皆さん関心があるようで、地元の人も買い求めに来てくれる」
商品は、銅像完成をビジネスと観光振興のチャンスと捉えた市内の会社が次々と開発した。
まずは菓子部門。湯沢市稲庭町の製麺会社「稲庭うどん販売」。この会社では、うどんのほかに「かりんとう」を製造・販売している。いま人気を集めているのは、パッケージに銅像がプリントされ、菅前総理の代名詞「地方出身のたたき上げ」をもじったネーミング「たたき揚げかりんとう」だ。
稲庭うどん販売・東海林洋樹社長:
「胸像記念で販売しているのは、予定数量の5分の2まで出荷している。せっかく地元から出た総理大臣なので、話題性もあるし、業者の売り上げにもなれば良いと思い発案した」
エコバッグは、JR湯沢駅前の商店街で、地元企業とコラボしたTシャツなどを販売する「マーブル」が手掛けた。
マーブル・藤田一平さん:
「地元湯沢から総理大臣が出たという功績をたたえて、面白いグッズをたくさん作りたいという思いで作った。何か動きがあるたびに、面白いものを作っていきたい」
商品の売り上げの一部は、胸像建立実行委員会に寄付され、銅像の維持管理費に使われる。
稲庭うどん販売・東海林洋樹社長:
「話題をつくると、湯沢地区だけではなく、他市町村や他県からもわざわざ買いに来てくれる。アンテナを張ってどんどん新しい商品を開発していきたい」
銅像の完成を記念する商品は、道の駅おがちの特設コーナーのほか、各事業所の販売店でも購入できる。

2 Comments
横浜で引き立ててくれた大恩人を裏切り顔に泥を塗った輩をたたえるとは、流石は恩知らずで低民度な連中だ。
菅さんかわいいは国民の為の政策は速かった。今の政権は国民の方を見ていない。菅さんにはこれからも国民の我々の為のに頑張って、又総理やってくれたらと思います。