6月5日、岩手県盛岡市の国道で、9歳の男の子が車を運転して2人がけがをした事故で、警察は男の子が運転に至った経緯を調べている。
5日午後5時半ごろ、盛岡市北山の国道4号線の交差点で、9歳の男の子が運転する車が、停車していた軽乗用車2台に玉突き衝突した。
この事故で、男の子と、軽乗用車を運転していた30代の女性が軽いけがをした。
この10分ほど前には「子供が車を運転している」という通報があり、発見したパトカーが約2キロにわたり追跡していた。
目撃者は…
「(パトカーは)サイレン鳴らしながら『前の車、止まれ』みたいなことは話していましたね。(男児の車は)エアバッグが出て、前はぺちゃんこになっていた気がしました」
警察によると、男の子は、自宅で親が数分、目を離した隙に鍵を持って車に乗り込み、時速30キロから40キロで走行していたという。
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