2004.11.14 《優勝 神奈川県》
20回目の記念大会は、激しいデッドヒートの結果、神奈川がゴール手前で福島を抜き、大会初の3連覇。大きな盛り上がりを見せた。
風もなく絶好のコンディションの中、2年連続優勝の神奈川と、アテネオリンピック女子マラソン日本代表の土佐礼子を擁する東京が前半、抜きつ抜かれつのトップ争いを繰り広げた。
一方、後半じわじわと追い上げてきた地元福島が7区で先頭に立つと、そのまま45秒差をつけてアンカーの高橋富士子にたすきをつなぐ。前回神奈川で優勝のテープを切り、今回はふるさと選手として福島から出場した高橋は、競技場までトップをキープ。しかし、神奈川の尾崎好美が持ち前のスピードを生かし、ホームストレートで一気に高橋をかわすとそのままフィニッシュ、3連覇を果たした。
福島は悲願の初優勝は逃したものの、過去最高の2位と健闘、大きな拍手が送られた。首位奪還を目指した東京は、土佐礼子の力走及ばず3位に終わった。 #駅伝

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