夏の甲子園第1回大会の決勝を再現です。1日秋田市の秋田高校の創立150年を記念して野球部の特別試合がありました。当時・京都第二中学校だった京都の鳥羽高校を招待して試合が行われました。

秋田高校は1915年に行われた第1回の夏の甲子園決勝で旧京都二中=現在の鳥羽高校に敗れ惜しくも全国優勝を逃しました。

それから108年が経ち、秋田高校が創立150周年を迎えることから鳥羽高校を招いて記念の特別試合が1日行われました。現役選手による試合は1987年にも行われていて、それ以来36年振りの対戦となりました。

始球式では当時のユニフォームを身にまとった両校の校長が全力投球を見せました。ゲームは108年前をほうふつとさせる1点を争う緊迫としたゲーム展開に。秋田高校が1点リードで5回を終えます。球場には野球部以外の生徒500人も駆け付けました。応援旗を掲げる団員にも力が入ります。会場のこまちスタジアムには後輩の戦いぶりを優しいまなざしで見守るOBの中に猿田副知事もいました。

一度は追いつかれるものの3点を追加し相手を突き放した秋田高校。最後はエースの岩谷投手が三者三振で締め、4対1で勝ちました。試合のあと選手たちはお互い夏の甲子園に出場して再び戦うことを約束しました。

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