東北電力の昨年度の連結決算は、増収となった一方、2年連続の赤字決算となりました。過去最大の経常損失です。
東北電力は28日、昨年度の連結決算を発表し、売上高は前の年より9027億円増額となる3兆72億円となりました。一方、経常利益は燃料費の高騰などの影響を受け、1992億円の損失となりました。前の年と比べて損失は1500億円膨らみ、東日本大震災が発生した2011年度も下回り、過去最大の赤字となりました。
東北電力・樋口康二郎社長
「なんとしても2023年度の営業黒字を確保し、財務基盤の回復と安定化を図っていきたいと考えています。」
また、電気料金のうち、国が審査を続ける規制料金の値上げについて、今後、東北電力は国の査定方針に合わせ、値上げ幅を再提出する方針です。

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