福島第一原発では、12年前の事故の時に格納容器内の圧力を下げるために内部の放射性物質を含んだ気体を外に排出するベント作業が行われた。
この時に使われた配管が1号機の建屋にカバーを設置する作業で障害となるため、東京電力は4月19日午前1時過ぎから切断作業を始めた。
しかし、配管を切断する装置が通れない場所があったため作業を中断。
装置を調整したうえで19日夜に作業が再開される予定で、障害となる配管は5月末までに撤去する計画だ。
切断する配管は放射性物質で汚染されていることから、東京電力は慎重に作業を進めるとしている。
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