2006.11.12 《優勝 群馬県》
10000mの日本記録保持者・渋井陽子を擁した東京の走りに注目が集まった今大会。しかし東京は、1区で出遅れ17位スタート。これに対し、前年4連覇を阻止され復活を狙う神奈川がまず首位に立つ。
しかし、この神奈川も2区で順位を落とし、代わって出てきたのが群馬と地元福島。福島は3区で境田遥が4人を抜きトップに出ると、その後も安定した走りで最終ランナーの仲泊幸恵につなぐ。これを追いかけるのが5区から常に2位についてきた群馬。23秒差でタスキを受けた福島出身のアンカー芳賀麻里奈が追い上げる。
芳賀は残り5km地点で仲泊をとらえると、そのままリードを広げ区間記録でゴール。群馬を16年ぶり2度目の優勝に導いた。福島は念願の初優勝を逃したが20回大会に並ぶ過去最高の2位。一方東京は、渋井が芳賀と同タイムの力走も及ばず9位に終わった。 #駅伝
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